CAPCOM VS SNK 2

利息生活者 2001_12_15

 

私は利息生活者であった、2D格闘ゲームにおいて。
このままでは先が見えている。
早急かつ抜本的な改革が必要である。

今頃になって『CAPCOM VS SNK 2』を買ってきた。
なぜか?
『Rez』の面白さがどうにもわからなかったからである。(一通りはやったんだよ)
もともと私は音楽に疎いので仕方がないのだが、このゲームに「陶酔する」ということが理解できなかったのだ。
あまりに退屈で居眠りしてしまう始末であった。
『スペースチャンネル5』は、ずっぽりハマったのになー。
まさに、当てが外れた影忍豚である。

じゃあ、『Rez』のために用意した、この3週間を如何にすべきか?
その答えが『CAPCOM VS SNK 2』だったのだ。
2D格闘は荷が重いと知りながら。

案の定、これは大変辛いことであった。
ただでさえ数えるのも億劫なほどのキャラクター数。
その特性まで覚える気には、とてもなれなかった。

そこでとりあえず、馴染みの深い「リュウ、ケン、モリガン」あたりでチームを組んで戦ってみることにした。
すると、そこそこ戦えるし、そこそこ楽しかったのである。
だがやはり、そこから先へは進めなかった。
そのとき、私は「ああ、利息生活者だ」と思った、自分のことを。

むかーしSFCで、昇龍拳100本打ち込み!とかやってた頃の利息でなんとか喰ってる、という感じ。
年々利率が下がって、生活は苦しくなる。
「モリガン」なんかは、利率が高い頃に遊んだSS版『バンパイアハンター』『バンパイアセイバー』による複利である。
このままでは、早晩、私の2D格闘ゲーム人生は崩壊してしまうだろう。

「早急かつ抜本的な改革が必要である!」
かけ声は勇ましいが、具体的な方策は全く見えていない。



<ところで>
2D格闘ゲームって、未だにローレゾなんだよね。
どうしてだろう?
VGA出力だと絵がガビガビで耐えられない。
ドッターの皆さんには血反吐の一つも吐いてもらって、是非ハイレゾでお願いします。
そしたら私も頑張れるような気がします。
あくまで気がするだけですが・・・。


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