3Dゲームの多くには視点変更が存在する。 <L/R>ボタンに<左回り/右回り>が割り当てられていることが多い。 今プレイしている「神機世界 エヴォリューション」でもそうだ。 果たして、これは理にかなった事なのだろうか? というのも、私の感覚と著しく異なるからだ。 Lボタンは右回り、Rボタンは左回りにすべきではないのだろうか? 直感的にRボタンを押すときは、画面の右側に回り込みたい時だ。 つまり左回りだ。 Lボタンでも同様である。 この現実と感覚の不一致は、飛行機物をプレイするときの、<ノーマル/リバース>問題とは一緒に出来ないような気がする。 だって、リバースモードでないと気持ち悪く感じるのは、単に「アフターバーナー」で慣れてしまっているからに過ぎない。 本当の飛行機ではレバーを前に倒すと下降する、という事実は、必ずしも直感に訴えかけるものではなかろうと思う。 実際、慣れればなんとでもなる。 ところが、L/Rボタンは慣れない。 どこまでいっても間違える。 このところ遊んだゲームのほとんどが、<L/R=左回り/右回り>という対応になっていた。 ディファクトスタンダード、といった感すらある。 それでも慣れない。 それは人間科学的に間違っているからではないだろうか? <L/R=左回り/右回り>という対応は、字面で適当に決めているだけなんじゃないのか? この感覚が一般に拡張できるものなのかわからない。 でも、せめてキーコンフィグくらいあっても良いと思う。 ゲームを創る皆さんに、是非ご一考願いたい。 <解説> ・<ノーマル/リバース>問題 勝手に命名。 名作「アフターバーナー」では、レバーを下へ入れると自キャラは上へ、レバーを上へ入れると自キャラは下へと動いた。 私はPCエンジン版とSS版しかやったことがないが、「アフターバーナー」と同じような視点のゲームになると、リバースモードでないと気持ち悪くて仕方ないのだ。 一部のゲームには、<ノーマル/リバース>を切り替えられるものもある。 |