CALL OF DUTY -ADVANCED WARFARE-、PS4版_2

一番金のかかってるFPSをやっておけ 2015_01_01

 

どうもFPSはやる気がしない。
同一性の観点からすれば、TPSよりはFPSの方が優位なはずなんだ、ホントは。
それでも、自分がどういう状況なのかわからない、敵との位置関係が把握し辛い、というデメリットの方が先に立っちゃうんだな。
やりたくないものは仕方がない。
しかし、やっぱり今どきの水準を知る意味でも、最高のCG技術を用いて創られたゲームはやっておくべきだし、それもFPSで経験しておく必要はある。
『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』をやってて、それは感じた。

ディスク吐き出し現象に悩まされながらも、なんとかキャンペーンモードは終わらせた。
とにかくすごいゲームだったよ。
ゲームとして面白いのかどうかは分からない。
はじめてやったから、過去作品と比較することも出来ない。
やったことないから、対戦の出来が良いのかも判断できない。
ただとにかく凄いゲーム体験だったとしかいいようがない。

その凄さの原因を考えると、やっぱり画がダイナミックに動くって事なんじゃないかと思うんだ。
一人称視点の方が画の変化量が圧倒的に多い。
それも自分の動きの合わせて。
緻密に描かれたCGがジャンプやワイヤーアクションといった自分のアクションと同期して動く。
それが視覚的に凄い!って感覚につながるんじゃないかな。
CGが豪華な分、『Portal2』なんかよりもより凄く感じる。
同一性の観点からは、没入感が凄い!って表現してもいいんだろうけどね。

QTE的なシーンでも一人称視点は効果的だった。
このゲームでは通常の操作で主人公をプレイヤーに演じさせる場面が何度も出てくるんだけど、一人称視点の方が自分がやってる感がより強く出る。
加えていうなら、余計なモノが見えないことが上手く作用して、プレイヤーがどう動くかを予測しやすいんじゃないかな。(予想通り動かなかったら、指示を出すように創ってある)
実質的にはよくあるQTEと変わらないのに、全然違うモノのように感じられる。
ロールプレイングの意味でもFPSはTPSより優位にありそうだ。

結局それらは、開発費が潤沢にあるからできることではあるだろう。
そういう意味では、どうせやるなら一番売れている、あるいは発売前から大ヒットが約束されていたFPSをやるのがいいんじゃないか。
どうせやるなら、ですよ。
この手のゲームを全く知らないってわけにもいかないからね。


戻る