マイアミクライシス

実績稼ぎ 2009_10_19

 

XBOX360には実績というシステムがある。
各作品に1000ポイントずつ割り当てられていて、ある条件を満たすとプレイヤーの実績に加算されていく、あれのことである。
あれには一体何の意味があるのか?
各作品ごとに難易度もかかる時間も違うのに、同じ1000点に置き換えて何が楽しいのか分からない。
実績が稼ぎやすいゲームを選んでプレイする人もいるというから、まったく不思議な話である。
私には理解できない。

しかし、PS3でも似たようなシステムを導入しているところを見ると、世間的には引き合いがあるらしい。
実績が多いとゲーマーとしての格が上がるとでも言うのだろうか。
もしそうなら、私なんかもっと尊敬されてもいいんじゃないか。
量で言えば、大したもんですよ、私がクリアしてきたゲームは。
プレイの質は別にして。
私がいままでクリアしてきたゲームを列挙しても、尊敬を得られるどころか、般ピーの皆さんにはドン引きされそうだが・・・。

ところで、『マイアミクライシス』というDS用のゲームをプレイした。
ゲームスケジュール的にちょっと余裕がありそうだったので、何か簡単なものが欲しかったのである。
で、いろいろ調べていて、この『マイアミクライシス』が4時間で終わる、と書いてあるのを見つけたのが購入の決め手になった。
たった4時間でゲーム一本クリアできちゃうんだから、こんなに素晴らしい事もない。

DSとしてはフルプライスなのに、何で4時間で終わるのかというと、それは主人公が男女ふたりいて、同じシナリオの別パートを担当しているからである。
男性主人公が現場で戦っている間に、女性主人公が情報を解析する、という具合に。
プレイヤーはパートごとにどちらかを選んでプレイする。
つまり2周やらないと一通りやったことにはならないが、一周でもシナリオ自体はクリアしたことになる。
一応最終話だけ二人ともクリアしたけど、それ以外の所は片方しかやってないから、全体のプレイタイムはわずかに5時間であった。
でも、クリアはクリア。
ゲームが面白いかはどうかは別にして、私はクリアしたという満足感を得たわけである。

考えようによっては、私も実績作りしてるようなもんではあるよな。
こうしてクリアしたことをここに書いてるわけだから。
せっかくクリアしたからには、なんか書いておこうと思って無理矢理書いている部分は当然にある。
そういう意味においては、実績を稼いでいる360やPS3のプレイヤーにケチを付ける資格など、私にはそもそも無かったのかもしれない


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