なんか嬉しい 2000_04_15
なんか嬉しい 2000_04_15
私は毎朝、小倉がやっているモーニングショーを見ながら、仕事へ行く
準備をする。(なんという番組か私は知らない。なぜならタイトルコー
ルを聞いたことが一度もないのだ、寝てるから)
その朝も私は目が覚めると、すぐにチェンネルを8にあわせた。
すると、どうだろう。
『プレイステーション2リコール!』という文字が目に飛び込んできた。
しかしそのコーナーは既に終わりにさしかかっており、内容を把握する
ことは出来なかった。
リージョンコードをはずせるバグがあるという話は聞いていたが、メモ
リーカードの交換程度で済ませると思っていたので、これにはびっくり。
私は職場でゆっくり情報を集めようと思い、そのまま家を出た。
ところが、よくよく調べてガッカリしたことには、ユーティリティーディ
スク交換だけだという。
なんだよ、それ。
私はとてもガッカリした。
私はPS2がつまずくことを期待していたのだ。
どうもこの2ヶ月ほど、ゲームに燃えていないような気がする。
考えてみるに、世間がPS2に盛り上がれば盛り上がるほど、私の気持
ちは沈んでいったようだ。
前にも書いたように記憶しているが、それは私の愛する世界が終わって
しまうような恐怖感のせいかもしれない。
私はそれを振り払うかのように毎週ゲームを購入し(主にDC)、そし
て燃えられない自分をもどかしく思った。
そんな日が続いていた今日この頃、ちょっと嬉しい話を聞いた。
PS2にはもう一つ問題がある。
DVD映画がコピーできてしまうというものである。
私はこの話を聞いたとき、『やった!これで絶対リコールだ』と思った。
なぜなら、DVDの規格決定にはハリウッドが深く関与しているからだ。
DVD普及のために、コピーを不安がるハリウッドを説き伏せた経緯が
ある。
ハリウッドが絶対許さない。
やった!ドリームキャストに春が来た!
私は小躍りした。
しかしその後なんの情報もなく日々が経過していき、現在に至っている。
ただ、ソニーのライバル某M社の研究開発に携わる人間から、「あれ、
絶対リコールでしょう。ハリウッドからしたら、リージョンコードはキャ
ンセルされるし、コピーされるし、良いこと何にもないもん。」という
言葉を聞いた。(リージョンコードに関しては、私は必要派)
私はただ嬉しかった。
この隙にDCが販売を伸ばしてくれれば・・・、と思った。
もちろん、本当にリコールされるかどうかはわからない。
どんどん凄いゲーム機が発売されるという世の中の流れも決して変わる
ことはないだろう。
それでも私はなんだか嬉しかったのだ。