オメガラビリンス_2

ギャルゲーを創っている連中だって 2016_02_18

 

正直いえば、ギャルゲーを創っているような連中を尊敬はしていない。
自分はギャルゲーが好きであっても、ギャルゲーを創っているような連中は創作者としてレベルが低いだろうと私は思っているのである。
ギャルをエサにしないとペイする自信がないわけだからね。
しかし、現実にそんじょそこいらの真っ当な?ゲームより遊べてしまうギャルゲーも存在する。
『オメガラビリンス』は結構遊べた。
そこをどう評価するのか。


なんだかんだで、チャレンジステージも全部クリアしてしまった。
4枚目のお触りモードに入るには、クリア後のチャレンジステージで拾えるアイテムが必要だったのだ。
そこにプレイする動機は確かにあった。
しかし、1回見るだけなら、ダンジョンを一つ攻略するだけで足りる。
そう何回も見たい、と思うほどのご褒美でもないし。
もっと凄いエロゲーとか一杯あるわけだから、世の中には。
それでもプレイし続けてしまったのは、それなりに面白かったからだ。
アイテム持ち込み不可、ωパワーを貰えない、レベルアップ不可、などの制限ステージは意外にやり甲斐があった。
1回ではクリア出来ないステージもあったよ。
最終的には、ご褒美アイテムなんかどうでもよくて、アイテム枠を空けるために捨てながら進んでたもんね。

もちろん面白いって言っても、シレンなんかとは比べられないけどね。
雷系の本が強すぎて、炎系と氷系は全く使い道がなかったり、杖をほとんど使わなくてもクリア出来ちゃったり、パンがしょっちゅう落ちてるからあんまり餓死の心配はしなくてもよかったりとか、基本的なデザインにやや難はある。
そこを考慮しても、実際にやってみた手応えからすると、ギャルゲー創ってる連中だって、ちゃんとゲームを創りたいという気持ちは持ってるんだろうと感じることは出来た。

ギャルゲー創ってる連中だって、わざわざ安定しているとは言い難いゲーム会社に就職してるぐらいだから、ゲームを創りたいとは思ってるんだろ。
あんまり偏見を持つべきじゃないよな。
『オメガラビリンス』は面白かったと言ってあげたい。
相応の評価を受けるべきでしょ、たとえギャルゲーであっても。


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