今どきのゲームはDL版をセールで売る。 パッケージの初期出荷でどうこう言うのはもう古いよ。 ただし、評価が低いと値引き率を大きくしないと売れない。 買う側は自分が買ってもいいと思う値段になるまで待ってるわけだから。 アップデートで評判を上げるのは難しいので、なんとしても初期評価が高くなるようにゲームは創られる時代になった。 値段のわりにすぐ終わると言われるのを気にして、プレイタイムを水増しするのはむしろマイナスなんだ。 面白いと評判になれば、プレイタイムが短いことも考慮した値段で売れる。 間延びしていると評判になったら、いくら値段を下げても売れないかもしれないでしょ。 世の中、タイパタイパってうるさいんだからね。 プレイタイムがどうしても気になるなら、定価を下げた方がイイよ。 我々が言うところのフルプライスを8割引きで売るより、ハーフプライスを5割引きで売った方が儲かるから。 ところで。 これから『超探偵事件簿 レインコード』について書く。 中身についてはまた別に書くとして、とにかくプレイタイムを水増ししていることについてのみ。 ネタバレ的なことは書かないつもりですが、冒頭に書いたこと以上の話はありません。 とにかく最初から長すぎだよ。 移動に何の意味あるのか全く分からない。 ただただ時間がかかるだけで、何の喜びにもつながらない。 水増し以外の何物でもないのだ。 しかも、その移動のためにロードが発生するんだよね。 どう考えてもおかしいよ。 謎解きにいちいち演出が入るのはまあいい。 ほぼギャルゲーみたいなもんだから。 でも、NS専用に作ったんなら、ロードタイムは隠蔽しないと。 隠す技術力がないなら、もっと簡素化するとかね。 おそらくSTEAMで発売することを念頭に置いて作ってるから、NS向けの調整はしてないんだと思うけど。 チュートリアルにあたる第0章が長すぎて、マジ眠かった。 メチャメチャ印象悪かったわ。 最後までやったら、だいぶ印象は良くなったけどね。 プレイしてよかったと思えるレベルまでは挽回できた。 それにしたって、ちょっと時代遅れかもな。 6年かけて開発したらしいから、時の流れに取り残されたのかもしれない。 |