ようやく一通り観たかな。 ユウキ家で起きている出来事の大半を把握するのに、一回目のエンディングを観てから5時間以上かかっている。 そろそろ『ボクは小さい』ともお別れしなければならないだろう。 たくさんのゲーム達が私を待っているのだ。 私は憎きPS2からディスクを取り出すことにした。 さらば、愛しのタックン! 5時間ほどただ観るだけのプレイを過ごしているうち、私は更にこの『ボクは小さい』というゲームの素晴らしさを感じていた。 「4Dドラマシステム」。 私はアクションゲーム部分より、ここを強調したい。(もちろんアクション部分と一体でないとプレイヤーを惹きつけることは出来ないんだろうけど) 「4D」というのは、「3D」+時間のことである。 このゲームでは同じ24時間がぐるぐる回っており、同じドラマが何度でも繰り広げられるのだ。 それをカメラで、あるいはポム自身で観察したりする。(ポムは主人公) 時には電話を盗聴したりもしてね。 これ以上の説明は、ビクターインタラクティブソフトウェアのHPを観ることを勧めておきたい。 私はあまり書く情熱がないので。 やる気を全く感じさせないプッチメンの「ポム」が貴方をお待ちしているはずです。 ちなみに「プッチメン」というのは、ちっちゃい宇宙人の事。 この「4Dドラマシステム」をカメラで追っていく、という手法はもっと使い道があるな、と私は思う。 これで終わらせるのは余りにも勿体ない。 面白いね、これは。 このゲームの中では謎解き要素は少なめになっているんだけど、カメラを使って謎を解くことに特化したゲームだって創れるんじゃないか。 例えば、探偵ドラマにしてみても面白いかもしれない。 「ここからじゃ犯人の顔、見えないよー。 ポムー、あそこのカメラを起動してきてー」みたいな。 ゲームのタイトルは『少年探偵タックン with プッチメン』あたりでどうか。 他にも恋愛ドラマだって創れるだろう。 「あっ、タイムスリップしたら歴史が変わっちゃった! パパとママが結婚しない! このままじゃボク生まれないよ! ポムー、パパとママがすれ違う時間と場所を探してきてー」とか。 ゲームのタイトルは『時空少年タックン』あたりが素敵なんじゃないか。 つまり、どうあってもタックンで行きたいわけなのだが・・。 ビクターの皆さん、続編創りませんか? タックンで。 第一発見者だから話創りやすいでしょ? 創ってくれるのならば、全身全霊で応援します。 ただし、PS2以外での話ですが・・・。 |