ボクは小さい_3

少年探偵タックン with プッチメン 2002_12_07

 

ようやく一通り観たかな。
ユウキ家で起きている出来事の大半を把握するのに、一回目のエンディングを観てから5時間以上かかっている。
そろそろ『ボクは小さい』ともお別れしなければならないだろう。
たくさんのゲーム達が私を待っているのだ。
私は憎きPS2からディスクを取り出すことにした。
さらば、愛しのタックン!

5時間ほどただ観るだけのプレイを過ごしているうち、私は更にこの『ボクは小さい』というゲームの素晴らしさを感じていた。
「4Dドラマシステム」。
私はアクションゲーム部分より、ここを強調したい。(もちろんアクション部分と一体でないとプレイヤーを惹きつけることは出来ないんだろうけど)
「4D」というのは、「3D」+時間のことである。
このゲームでは同じ24時間がぐるぐる回っており、同じドラマが何度でも繰り広げられるのだ。
それをカメラで、あるいはポム自身で観察したりする。(ポムは主人公)
時には電話を盗聴したりもしてね。

これ以上の説明は、ビクターインタラクティブソフトウェアのHPを観ることを勧めておきたい。
私はあまり書く情熱がないので。
やる気を全く感じさせないプッチメンの「ポム」が貴方をお待ちしているはずです。
ちなみに「プッチメン」というのは、ちっちゃい宇宙人の事。

この「4Dドラマシステム」をカメラで追っていく、という手法はもっと使い道があるな、と私は思う。
これで終わらせるのは余りにも勿体ない。
面白いね、これは。
このゲームの中では謎解き要素は少なめになっているんだけど、カメラを使って謎を解くことに特化したゲームだって創れるんじゃないか。
例えば、探偵ドラマにしてみても面白いかもしれない。
「ここからじゃ犯人の顔、見えないよー。
 ポムー、あそこのカメラを起動してきてー」みたいな。
ゲームのタイトルは『少年探偵タックン with プッチメン』あたりでどうか。

他にも恋愛ドラマだって創れるだろう。
「あっ、タイムスリップしたら歴史が変わっちゃった!
 パパとママが結婚しない!
 このままじゃボク生まれないよ!
 ポムー、パパとママがすれ違う時間と場所を探してきてー」とか。
ゲームのタイトルは『時空少年タックン』あたりが素敵なんじゃないか。
つまり、どうあってもタックンで行きたいわけなのだが・・。

ビクターの皆さん、続編創りませんか?
タックンで。
第一発見者だから話創りやすいでしょ?
創ってくれるのならば、全身全霊で応援します。
ただし、PS2以外での話ですが・・・。


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