お手上げ

お手上げ '99_03_02



お手上げです。

今日、次期PSの発表がありました。
スペックの説明を読んでも、実際のところ理解できません。
しかし、直感でお手上げだと感じました。

最近のPCの世界を見ていて、もし1年以内に次期PSが出るのであれば、おそらくDCとさほど変わらないだろうと思っていました。
このところ、PCの歩みは遅々といたからです。

しかしながら、ソニーというのは、なんと恐ろしい企業でしょう。
これはひょっとすると業界標準になるのかも、と感じました。
理由を述べることが出来ないのですが、とにかくそう感じたとしか言いようがないのです。
ニュースで流れたホンのちょっとのムービーが、日経のHPの記事が、私に時代の終わりを告げているように感じられてなりません。

ついに約束の時は訪れました。
それは、喜ぶべき事なのかもしれません。
しかし、今の私には重くのしかかってきます。
もう、その昔SSが発売されるに感じた、あのドキドキする気持ちは、二度と味わえないのかもしれません。

セガはどうするのでしょう?
次期PSのサードパーティーに甘んじるのでしょうか?

任天堂はどうするのでしょうか?
ゲームがおもちゃであり続けることを、投げ出してしまうのでしょうか?

私達は選択のない、押しつけのゲームをプレイすることになるのでしょうか?
今私が感じている絶望を、現実にゲーム開発に携わる人々はどう感じているのでしょうか?
私と同じように手をあげてしまうのでしょうか?

私の中で?が渦巻いています。


<'99_03_04>

二晩経って少し落ち着いてきた。

スペック表などを眺めていると、かなりオーバースペックな感があり、年度内発売はないだろうと思えてきた。
もし「この冬」という表現が本当ならば、普及価格を付けることは難しく、本当にリビングPCというコンセプトになりそうだ。
また、通信には当面向かわないとのことで、DCなんかとは住み分ける可能せいもあるかも。

だいたい、ついこの間までN64ぐらいの性能があれば十分だ、と考えていたことを思い出した。
私がそんなに慌てることはないだろう。

しかし、IBMが任天堂に次期MPUの売り込みをしている、という報道もあり、焦ってDCを出してしまったセガは苦しい戦いが予想される。
結果としてゲームが楽しくなれば良いんだけどね。


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