久々にAppleArcadeを覗いてみた、何か新作があるかと思って。 そしたら、あの人の新作があった。 びっくりして即座に加入したら、まだリリース前だったよ。 しまった。 勿体ないから何かプレイしなくては。 『Prune+』をプレイしたのはそれだけの理由である。 Pruneって、てっきりミキプルーンのPruneかと思ったら、動詞の「切り落とす」を意味しているようだ。 つまり、ランダムに伸びていく枝を切り落として、目的の方向に伸ばすゲームなのである、これは。 すげー斬新だと思ったな、最初は。 日光が射すところまで枝を伸ばすと花が咲いてクリアとなる、ステージクリア型のパズルゲームの一種なんだろう。 ひょっとしたら、カオス理論をゲームに応用することを考えていたのかもしれない、創り手は。 そうじゃないと、こんなゲームを創ろうとは思わないんじゃないか。 というのも、再現性がないの。 枝がどこから伸びるのか、あるいはどう伸びるのかも、毎回違うのだ。 一見、すごく面白そうなゲームに思えた。 しかし、実はあんまり面白くない。 ストーリーとか背景の説明は全くないし、花が咲くことに特に意味があるわけではない。 ホントにただ咲くだけ。 目新しいから最後までやったけど、特に感想はないな。 テレビゲームって得しなければならないものだ、と私は思っている。 少なくとも娯楽としては。 負荷を乗り越えた時に、他の娯楽よりも大きな喜びを得られるとプレイヤーが思わなければ、テレビゲームを娯楽として選択しないからね。 もうちょい、なんか味付けしないと。 ポテンシャルは高いだけに、もったいない感じのするゲームだったな。 |