ファミリーフィッシング_2

暇人の証明 2011_09_13

 

「〜の証明」と書くと、「人間の証明」やら「野性の証明」が思い出されるが、それだったらちょっとカッコイイ響きだ。
しかし、「暇人の証明」では余りにも格好悪いのではないか。
たっぷり時間を使ったあげく、なんの結果も出なかったらガッカリだし、結果が出てもそれが暇人であることを証明しているだけでは報われない。
そんな私のプレイについて、今回は書こうと思っている。

『ファミリーフィッシング』は意外と遊べる。
最初はそれほど面白くないと思ったのだが、やってるうちにハマってしまった。
ハイネリアという巨大魚を釣るために、どうしても最高の釣り竿が欲しくて、ヘルプマスターを目指してやってるうちに楽しくなってきたのである。
ちなみにヘルプマスターってのは、困っている人を全部助けるともらえる称号で、ヘルプマスターになると最高の釣り竿セットがプレゼントされる。

で、いざヘルプマスターになってハイネリアも釣ってしまって、もうやることがない・・・かというと、やり残していたことがもう一つあった。
このゲームにはネットランキングが装備されているのだ。
折角だから、9種類のうち一つぐらいはランキングに名前を載せてみようかと思った。
しかし、これが簡単じゃなかったのである。

なんせ大会の区切りが2週間だもんだから、時間のあるプレイヤーが圧倒的に有利。
ランキング見ると、上位は0.01cmの戦い、というかもう上限でサチっていると思われる。
同じ数字がずらっと並んでいるのだ。
上位の連中は相当長い時間プレイしたんだと思うよ。
実際にプレイした感触として、そんなに簡単にあの数字は出ない。
たった1500人ぐらいしか参加していないのに、あの数字がずらっと並んでいるということは、相当やりこんだ連中がいるんだろう。
参加者が10万人ぐらいいれば話が別だが、この程度の参加数だと運だけでああはならない。
私はせいぜい10時間ぐらいしかやってないけど、到底太刀打ち出来なかったな。
一つもランクイン出来ず終い。

もっとも、あれで入賞しても自慢出来るのか、という気もするんだ。
私は暇人です、といっているようなもんじゃないか。
あまりにも不毛だ。
どうせ技術を競うようなゲームじゃないんだから、もっと素直に運が結果に直結してもいいような気がする。
ゲーム中で開かれる1日限りの釣り大会を、そのままネットランキングに反映させるような仕組みにしても良かったんじゃないか。
プレイタイムが短い方が、よりストレートに運が反映されて、たまにしかプレイしない人にも優勝の目が出てくる。
そうすれば、参加者ももっと増えるだろう。

ま、負け惜しみですけどね。


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