普段は任天堂のHPなんか見ないのだが、たまたま見たら『ポケモンスクランブル U』のリリース日だった。 二ヶ月も前の話である。 ダウンロードしようかな、と思ったが、その前にちょっと検索をかけたら、発売当日なのに悪評がいっぱい出てきた。 評判悪いと買いたくなくなるよね、ダウンロード版は特に。 3DS版の方がマシなら、そっちを買えばいいわけだし。 本体と同発の派生ポケモンなんて絶対ダメなパターンだから避けていたけど、『U』よりマシだと思えばいくらかやる気にもなった。 今更3DSで『ポケモンスクランブル』をやっていたのは、そういうわけである。 発注を間違えて、やろうと思ってからずいぶん時間が経ってしまったが。 今更ゲームの内容はどうでもいいだろう。 簡単操作でそこそこ遊べた。 同発だとこんなもんだろうなーという感じ。 ただプレイする前から一つだけ気になっていたことがあった。 なんで「おもちゃの」ポケモンなんだろう?って。 なぜポケモンじゃいけないのか。 やってみれば分かる、その理由(ワケ)が。 このゲーム、主人公が誰なのかよく分からない。 操作キャラが変わっても、同じ主人公扱いである。 筋が通らないよ。 しかも、どんどん新しくて強いポケモンがでてきて、更に同一種で何十匹でも捕獲できるから、キャラに愛着も湧かないな。 ホントにポケモンは消耗品扱い。 どうしてもこのキャラで、って気持ちにはならなかった。 なるほど、ポケモンにこの扱いは許されないだろう。 ポケモンに思い入れを持ってもらわないと、二色商法が成り立たない。 どうしてもポケモンでお手軽な作品を同発にしたいけど、通常のポケモンでは許されないから「おもちゃ」という設定を入れたんだろう。 サビがどうこうとか、ネジがどうこうとか、そういう話から導かれたとは、ちょっと思えない。 あれはピンとこない話だった。 ひょっとしたら、同時にたくさん表示しなければならない構成上、一体一体のモデリングが角張ってしまうことも理由の一つだったのかもしれないが。 おもちゃってことにしておけば、いろいろ言い訳は出来るわな。 |