World's End Club -ワールズエンドクラブ-

iPadに物理キーをつけてくれれば 2020_12_21



いよいよ遊びたいゲームが見当たらなくなった。
ゲームを遊ぶ時間よりも長い時間をかけて検索を行った結果、最後に辿り着いたのが『World's End Club -ワールズエンドクラブ-』。
これはApple Arcadeで先行公開されているアドベンチャーゲームだ。
それも聞いたことのある日本人開発者の作品。
来春辺りにNS版も発売されるとのことで、先にプレイできて、しかも月600円ならお得感がある、と思ったのである。

やってみると、なるほど「ダンガンロンパ」っぽい感じ。
主人公達を小学生に代えて、議論をアクションパズルに置き換えて、閉じ込める代わりに他の人間を消したような感じかな。
全部に納得しているわけじゃないけど、そこそこ楽しめた、少なくとも現時点では。

現時点では、と書いたのは、このゲームがまだ完結してなかったからだ。
二通りのバッドエンドに辿り着いたところで先に進めなくなってしまったのである。
情報を検索したら、完結編はNS版と同時リリースとのこと。
しまった。
もう一回加入しなきゃならない。
全然お得じゃないよ。

まあ、それはいいとして。
やってて一つ気になったのは、アクションボタンが右下に出てくること。
操作対象物を直接タッチした方が楽だし、対象物を目的語として扱うことにより、動詞+名詞を入力することと同じになる。
つまりアドベンチャーゲームの謎解きをやらせるのに最適なはずなのだ。
それなのにわざわざ使いにくい設計にした理由が最初は分からなかった。
やってるうちに、両手でiPadをホールドしてくれってことか、と気付いた。
右手の親指で操作しろって事らしい、と。
私はあんまりスマホゲーで遊ばないから気付かなかったのである。

でも、そういうことなら、やっぱり物理キーがあった方が断然良いよね。
10インチのiPadは素晴らしい。
画面は見やすいし、そこそこ軽くて、まあまあのパフォーマンスも出るし、物理キーがあったら完璧なゲーム機だよ、これ。
DS4を簡単に接続できるとはいうものの、やっぱり一々リンクするのメンドイから、隅っこの方に小さい物理キーがあったらイイのに、と思わざるを得ないね。

一時期はNSにLL版が登場するだろうと期待していたけど、いつまで経っても全然出ない。
来年のホリデーシーズンに出るかもしれないが、もうちょっと遅い気がするな。
NSの携帯時の性能では、次に出ると噂されている廉価版iPadの性能に遠く及ばない。
物理キーの付いたiPadがあれば、そっちを買うかな、私は。
androidタブレットも買い換えたいのだが、それはそれでほとんど選択肢がなく、物理キーがなくてもiPadを買うしかない気もしてるんだけど。


<余談>
次期NSの噂話をよく見かけるけど、実際問題として適当なチップが存在しない。
任天堂は自分でチップを設計しないから、あるものを調達するしかないはず。
しかし、NSより大幅に高性能でありながら、300ドルの製品に採用できるぐらい安くて、NS並に省電力なチップなど存在しないのである。
あるとすれば、iPad用の、それも型落ちをアップルから供給してもらう、ぐらいしか考えられないのではないか。
その代わり主力ゲームの一部をiOSに供給する義務を負わされるかもしれないが。
これはただの妄想。


戻る