歳を取ってくると、色んなものが見えづらくて困る。 目自体はデジカメと似たようなもので、これはもう単純に性能が落ちれば、落ちたようにしか情報は入ってこない。 ただし、実際にはそれを脳が意識せずとも処理してくれているわけで、「見づらい」のは目のせいじゃないかもしれないのだ。 だって、老眼が入っているにせよ、視力自体は裸眼で1.0近くはあるわけだから。 とすると、画像を処理する脳の方が弱ってるのかも。 ここ数年やってきたゲームで最も見づらかったのが『PsychoBreak』。 視野が狭い上に、画にエフェクトが乗ってて、すっげー見づらいの。 最初のジェイソンみたいなヤツが出てくるシーンでもうイヤになった。 あれはすぐに断念したな。 やってないことにしようと思ったものである。 そんな私が『PsychoBreak 2』をプレイした。 仕方がないじゃない。 だって、PS4で他にやりたいゲームがなんにも見当たらないんだもの。 最悪やってないことにすればいいと思って臨んだのである。 これがまたメチャクチャ見づらいんだ。 『1』よりはややマシかもしれないが、肩越し視点で視野が狭い上に、変なエフェクトがかかってて。 精神世界だからなんだろうけど、フィルムノイズみたいなのがかかってたり、すぐに視野がゆがんだりするの。 オマケに逆光がキツい。 必ず強いライトを逆光になるように配置してあって、画面が一瞬白くなるのが超イヤ。 ホントにゲームするのって辛いなあって思った。 最後までやったから、ゲーム自体は面白かったんだよ、きっと。 場面場面での演出は凝っているし、武器の種類も豊富だ。 イベントボスの倒し方だって一つじゃない。 面倒ならステルスプレイを避けられるぐらいのバランス取りで、かなり遊びやすくもあった。 評判がいいのも納得。 それでもまたやりたいかといったら、もう二度とやりたくない。 はよ終われ!とずっと思ってた。 ストーリーに納得できないせいもあるのかもしれないが、やっぱり画の見づらさがとにかく我慢ならなかったな。 こんなに見づらいなら、精神世界のお話はもう勘弁してください。 <補足> 見づらいのはTVが近いせいかも。 リビング用に3Dテレビを買ったときに、玉突きで自室のベッド脇に32インチのテレビを置いた。 距離が近いから画角がメチャクチャ大きくなる。 ほとんどヘッドマウントディスプレイ並み。 それが見づらさに拍車をかけているのかもしれない。 迫力はあるけど。 |