PsychoBreak 2

目が衰えるだけじゃなく 2017_12_03

 

歳を取ってくると、色んなものが見えづらくて困る。
目自体はデジカメと似たようなもので、これはもう単純に性能が落ちれば、落ちたようにしか情報は入ってこない。
ただし、実際にはそれを脳が意識せずとも処理してくれているわけで、「見づらい」のは目のせいじゃないかもしれないのだ。
だって、老眼が入っているにせよ、視力自体は裸眼で1.0近くはあるわけだから。
とすると、画像を処理する脳の方が弱ってるのかも。

ここ数年やってきたゲームで最も見づらかったのが『PsychoBreak』。
視野が狭い上に、画にエフェクトが乗ってて、すっげー見づらいの。
最初のジェイソンみたいなヤツが出てくるシーンでもうイヤになった。
あれはすぐに断念したな。
やってないことにしようと思ったものである。
そんな私が『PsychoBreak 2』をプレイした。
仕方がないじゃない。
だって、PS4で他にやりたいゲームがなんにも見当たらないんだもの。
最悪やってないことにすればいいと思って臨んだのである。

これがまたメチャクチャ見づらいんだ。
『1』よりはややマシかもしれないが、肩越し視点で視野が狭い上に、変なエフェクトがかかってて。
精神世界だからなんだろうけど、フィルムノイズみたいなのがかかってたり、すぐに視野がゆがんだりするの。
オマケに逆光がキツい。
必ず強いライトを逆光になるように配置してあって、画面が一瞬白くなるのが超イヤ。
ホントにゲームするのって辛いなあって思った。

最後までやったから、ゲーム自体は面白かったんだよ、きっと。
場面場面での演出は凝っているし、武器の種類も豊富だ。
イベントボスの倒し方だって一つじゃない。
面倒ならステルスプレイを避けられるぐらいのバランス取りで、かなり遊びやすくもあった。
評判がいいのも納得。

それでもまたやりたいかといったら、もう二度とやりたくない。
はよ終われ!とずっと思ってた。
ストーリーに納得できないせいもあるのかもしれないが、やっぱり画の見づらさがとにかく我慢ならなかったな。
こんなに見づらいなら、精神世界のお話はもう勘弁してください。


<補足>
見づらいのはTVが近いせいかも。
リビング用に3Dテレビを買ったときに、玉突きで自室のベッド脇に32インチのテレビを置いた。
距離が近いから画角がメチャクチャ大きくなる。
ほとんどヘッドマウントディスプレイ並み。
それが見づらさに拍車をかけているのかもしれない。
迫力はあるけど。


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