払う用意はある

払う用意はある 2002_12_23

 

「最近オレ、PS2用のゲームかなりプレイしてるよな。」
ふと思った。

なにぶんDCのソフトがほとんど発売されなくなってきているので、他のマシンに比重が移りがちになるのは仕方ないだろう。
それに面白そうなゲームってPS2用が多いんだ、これがまた。
そりゃ、No.1プラットフォームにいいソフトが集まるのは当然の事である。

しかし、SCEにビタ一文儲けさせるわけにはいかない。
だから新品を買うわけにはいかないのだ。
それはとてもささやかな私の意地。
そうすると、「PSのゲームも遊びたい!」というジレンマが発生する。
これは大変困った事態である。

じゃあ、このジレンマを解消するためにどうするのか?
その問いへの答えは「PS用のゲームは全て中古で買う!」である。
SCEへのライセンス料を逃れるにはこれしかない。
とはいえ、中古で買うにしてもあまり早い段階で買うと、私が中古を買わなければ中古を買っていたであろう別の人が新品を買ってしまい、結局SCEが儲かる、という話になるかもしれない。
だから私はいつも中古を買う時期に気をつけている。
新品の流通が止まるまで購入を控えているのである。
だから、PS2用のゲームはいつも話題が古いのだ。

ところが、これは私の書いていることと矛盾する。
「素晴らしいゲームは売れなければならない。
 その売り上げによって、素晴らしいゲームの再生産が行われるべきなのだ」
という私の主張とである。

もっとも私だって、それぐらい百も承知だ。
仕方がないのである。
私に言わせれば、PS用に開発する方が悪い。

ただ、私にも開発した皆さんに当然の対価を支払う用意はあるのである。
中古と新作の差額をメーカーさんに支払ってもいい。
いや、是非払わして頂きたい。
そういう仕組みを作って頂きたいものである。

ただし、あくまでSCEの懐にはビタ一文入らない仕組みじゃないとダメですよ。
私は決して彼らを許さない。
少なくとも一度マイノリティサイドに転落するまでは。



<訂正 2002_12_25>
「SCE」は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」のつもりで使ってきたのだが、どうも「SCEI」と表記するのが正しいらしい。
今後は改めます。


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