「実況パワフルプロ野球6」が発売されて随分と経つ。 このところ、自分の中に変化を見つけた。 コンピューター相手の対戦がとても面白いのだ。 一時期(「ポケモンスナップ」にはまってた頃)、もう「パワプロ6」はしばらくお休みしてもいいかなと思っていた。 サクセスストーリーばかりやっていて、あまりコンピと戦わなかった。 そしてサクセスストーリーが一段落付いて、もういいやって。 というのも、「パワプロ4・5」とコンピ対戦がつまらなかったからだ。 コンピにはレベルがあって、プレイヤーに合わせることが出来る。 しかし、『つよい』と『パワフル』の間に、私は理不尽ともいえる大きな差を感じていた。 『強い』では物足りないし、『パワフル』だとどう投げてもメッタ打ちにあう。 歯が立たないほど強くては面白くない。 やっぱり人間と戦うようには楽しめないんだって。 しかし、「6」は違う。 まるでコンピが人間のように戦ってくる。 正確に言うと、パワプロにおける対人戦ではなく、プロ野球のそれだ。 安易にストライクを取りに行くと『スカーン』と打たれるが、ボール玉を織り交ぜていけばヒットは打たれても、どうにか抑えることが出来る。 また、バットの形状からしてインコース低めに内か下へ曲がるボールを放ると、ゴロになりやすいわけだが、それを利用して意図したゲッツーを狙いに行くことも可能だ。(この辺は気のせいかも) 守備陣形も重要で、試合の流れを考えながら陣形を変えていくと、今までと全く違った戦い方が出来る。 はまればはまったで面白いし、はずれた悔しくて更にプレイしたくなる。 あまりに面白いので、今更のように135試合始めてしまった。 そうしてプレイを進めていくうち、更にこのゲームが見えてきた。 コナミにメールでも送りたくなってくる始末だ。 「5」をプレイしたとき、もうパワプロは進化するところまでしちゃったな、と思ったけど、どうしてどうして、まだ先がある。 パワプロはまたこれからも進化していくことだろう。 そのうち、本気で『もう対戦者なんて要らない』って思う日が来るかもしれない。 対戦相手がいるに越したことはないんだけどね。 <余談> ところで、パワプロの大会って開かれないのだろうか? あったら是非参加してみたいのだが。 営業的にはPS版を全面に出さなければいけないし、出来は(コントローラーに依存するところが大きいと思うんだけど)64版だしといったところで、開くに開けないのかな? |