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長かった。 ホントにやっと終わったって感じ、『メタファー:リファンタジオ』。 戦闘はサクサク終わるのだが、アドベンチャーパートがなかなか終わらないの。 イベントが発生する期日までに成長しておけ、という作りだから、余った時間でサイドイベントなどもやらざるを得ないんだよね。 こういう長いゲームはやりたくなかったのだが、まあでもやる価値はあった。 大満足なゲームでした。 しかし、ひとつ気にかかることがあった。 若干スベってるような気がして。 最後の最後の話をちょっとだけ書くので、今後プレイするつもりのある方は読み進めないでください。 このゲーム、スタートの段階で主人公の名前とプレイヤーの名前を別々に入力するよう求められる。 いかにもメタフィクションな構造になってるような気がするでしょ。 タイトルが「メタファー」だしね。 ゲーム中にもプレイヤー自身の名前が記入された書物が出てくることもあって、割とよくあるストーリーなのかな、と思いながらプレイを進めることになる。 ところが最後に、実は・・・となるのである。 これがあんまり衝撃的じゃないように私には感じられた。 それだと結局、プレイヤーの存在意義はあんまりないんじゃないの?って気がして。 裏をかいた、というべきなのか、裏の裏をかいた、というべきなのかわからないが。 こねくり回し過ぎなのかな。 そこだけちょっとひっかかったな。 それ以外は凄くよかったよ。 ゲームの中でぐらい、理想を追い求めるのも悪くない。 最後のエピローグが長すぎのような気はしたが、後味は良かった。 これはプレイして良かったと思えるゲームだったね。 |