やっとの事で、-18を達成した。 もちろん、『Wii スポーツ リゾート』のゴルフのことである。 このゲーム、意外とチップインが出やすくて、チップインイーグルやチップインでのリカバリーバーディーを出しまくって、ようやく-18になった。 逆に言うと、パーのホールがまだいっぱいあるから、限界はもっと上の方だということである。 うまい人がしつこくやれば、-20をいずれは越えてくるだろう。 このゲーム、やはり精度が出るな。 ゴルフは素振りが出来るから、尚更精度が出る。 1番、2番なんかは20回に1回はチップインイーグルかホールインワンが出る、というぐらいのレベルに到達してしまった。 リセットするから、1番2番は数え切れないほどやったからな。 それでもホールインワンなんか出るといまだにチョー嬉しい。 一人でガッツポーズする毎日だった。 ところで、こつこつ一人でプレイして、ようやく目標を達成する段になって、重要なことに気付いた。 『Wi スポーツ リゾート』というか、モーション+の存在って、ホントにWiiにとってイイことなのか? これ、単なるパーティーゲームじゃない。 精度が出るから、やり込めるゲームだ。 Wiiのコンセプトとして私は「相対的に上手い下手はあってもいいけど、絶対的に上手い下手があってはならない。絶対的に、は定量的にと言い換えてもいい。」というようなことを書いた記憶があるのだが、このゲームはこれにまったく当てはまらないな。 大体からして、各種目ごとに達成すべき目標が5つずつ用意されているぐらいなんだから。 上手さを定量的に把握しようとしていることは明らかである。 社長のインタビューなんかからも伺えるけど、もしモーション+がゲームマニアに奥深さを提供するためのモノであるならば、これは失敗するだろうな。 要するに、パイをライトとヘビーに分けちゃって、圧倒的に小さい方に向けてゲームをつくるわけだから。 いままで余計なオプションをつくってきたゲームマシンは全て失敗してきた。 モーション+を全てのユーザーに、という思いでこれからゲームが果たして創られるのかどうか。 任天堂ですら、『Wii スポーツ リゾート』をこういう形で出してきたことを思えば、サードパーティーあたりはますます勘違いしてきそうな気がする。 モーション+ってのはWiiにとってそんなにいい存在ではないかもしれないという気がしてきた。 私は精度が出したい方のプレイヤーだから、私にとってはイイんだけど。 私が支持してきたマシーンがいままで全て敗北してきたことを思えば、尚更心配なことである。 |