XBOX360用に『プロジェクト シルフィード』なるゲームが発売されたそうである。 また名前に「シルフィード」を入れやがって!! コノヤロー!と思っていたら、全然売れなかったらしい。 だーっはっはっはー、イーヒッヒッヒー、ざまあみろ、と私は大変喜んでいるのである。 面白いかどうかは関係ない。 「シルフィード」という名前を使うことが美しくないのである。 とはいえ、ちょっと気になってはいたので、検索をかけてゲーム内容を調べていたところ、全然違う記事がひっかかった。 PC8801SR版の『シルフィード』がウィンドウズ上で動くという。 前からEGGとかいうエミュレーターのことは知っていたが、シルフィードも動くようになったらしい。 私が知らなかっただけで、かなり前から動いているようだ。 早速やってみた。 やってみて、ビックリ。 画像がショボイ。 そして、処理も遅い。 頑張ればフレームレートが数えられそうじゃないか。 MCD版が偉大に思えるほどショボイ作りだな。 昔はよくこんなのを遊んでたもんだ。 これを初めて見たときは感動したものだが。 でも、シューティングに擬似3Dを取り入れたところはやはり評価されるべきだ。 近いところほど拡大されるから、弾が加速して飛んでくる。 意外と避けにくい。 今から見ると驚くほど画面は閑散としているけど、ちゃんとゲームになっているんだな、これが。 ダメージ制になってる分、稼がないとウェポンが使えないトレードオフも入っている。 15年ぶりぐらいにやったけど、まずまず遊べた。 PS2の『シルフィード』には全く本家の遺伝子が組み込まれていなかったけど、360版はどうなんだろうね。 ちょっと気になってきた。 映像が美しくなるのは別に悪くない。 むしろMCD版のコンセプトを受け継いでいるわけだから。 ・異様に速いザコ編隊(連射に切れ目があって、抜けてくる!) ・自機が逃げる方に寄ってくるザコ ・加速弾 ・ダメージ制 ・ステージにあわせて左右別々のウェポンを選ぶ この辺の特徴さえ残っていれば、「シルフィード」という名前を使っても良いのかもしれない。 『プロジェクト シルフィード』が「シルフィード」らしいなら、許してやってもイイのだが・・・。 たぶん、違うんだろうな。 <追加 2006_10_25> これを書くにあたって、一回ぐらいPC88版をクリアしておこうと思ったのだが、意外と難しい。 どの面にどのウェポンが有効なのか忘れてしまった。 攻略HPも見あたらないし、ウェポンの選択からやり直さないとダメだな。 こりゃ、大変だ。 <追加 2006_11_01> さすがに20年前のゲームをやるのはきついな。 ゲームとしては楽しいんだけど、今と感覚が違うから。 ワンステージが短いとはいえ、全20ステージでセーブ無し、とか今では考えられないな。 たぶん、1時間ぐらいかかる。 今のシューティングゲームは、一周30分が目安だからね。 |