近頃世間では「断捨離」ってのが流行りだそうだ。 もともとはヨガの思想だったそうだが、いまでは整理術として活用されているらしい。 余計なものを「断ち」「捨て」「離す」。 これは私のやってきたことと一致するな。 ただし、別に私は「断捨離」なんて言葉に影響されたわけなじゃない。 私は自ら思い立って捨ててきたのだ。 業務用の縦置きモニタを捨て、アーケードスティックPROを捨て、ピポット機能付き液晶モニタを捨て、SS用のファイティングステックを捨てた。 どうせ遊ばないんなら、持ってるだけ無駄だ。 そのうち遊ぶかもしれない、という思いが枷になる。 捨てることで自分を解放するんだ。 この私の生き方はオリジナルである。 ところで、XBOX360で何を遊んだらいいのか考えてみると、非常に選択肢が狭いことに気づく。 大抵のものはPS3でも発売されているから、いま改めて遊びたいゲームといってもなかなか思いつかない。 あるとすれば、マイクロソフト謹製か、ギャルゲーか2Dシューティングか、といったところである。 改めて洋ゲーやる気にもならないし、ギャルゲーはほとんどPCエロゲーの焼き直しだしなあ。 やるとすれば、2Dシューティングか。 そう思ってリストを眺めてみると、一つやっておきたいのが見つかった。 『シューティング ラブ。200X』。 今更2Dシューティングをやりたいワケじゃないが、シューティング技能検定はやってみたいと思ってたんだ。 やってみると、やっぱりシューティングは面白いね。 何がいいって、分かりやすいのがいい。 何をすればいいのかすぐに分かるって本当にありがたいことだな。 たまにはこういうのも良いよ。 一回一回が短いのもいまの自分に合ってる。 しかし、通常コントローラーでは圧倒的に不利だ。 十字キーは位置が低すぎるし、引っかかるような感触がある。 連打は連打で親指一本じゃ難しい。 歳取ったせいか、指を震わせて連打する方法が上手くいかないんだよな。 XYBに指を3本割り当てて、無理矢理ピアノ撃ちも出来なくはないんだけど、そうすると避けが難しくなるし。 通常コントローラーでは、ゲーマー年齢21才までしか出なかった。 100回以上やっても。 ジョイスティックがあれば、すぐにでも20才切れそうな気がするんだけどなあ。 また買うのか?どうせ捨てるのに・・・っていう気分にいま私はなっている。 捨てる生き方をしていると、買う段階で、どうせ捨てるんだからと思って買わなくなるんだよ。 それがこの生き方の良いところでもあるんだけど。 でも、そもそもゲームって無駄な行為だしな。 やるんなら買ってもイイんだ、別に。 問題は、ホントにやるのかという話である。 いまの私には意地を張る理由もこれといってないんだが。 |