宿題があったのを思い出した。 3代目のXBOX360を入手したからには、『ドリームクラブ』をやっておかねば。 「お金で思いは深まらない」という私の予想が正しかったのかを確かめなければならないのである。 もっともプレイする前は私の予想は正しかったのだろうと思っていた。 というのも発売前は結構話題になってたのに、発売したら噂を聞かなくなったからだ。 「アイドルマスター」みたいに、ダウンロード販売でウハウハ!とかそういう話は終ぞ聞くことがなかった。 いや、詳しいことは知らないけど。 しかし、結論から書くとこれは全く違っていたな。 この『ドリームクラブ』ではお金を稼ぐことはほとんどゲームになっていない。 私がやった感じでは、お金に困ることはほとんど無いんじゃないか。 このギャルゲーが話題にならなかったのは極めてよくある理由によるものだったようである。 要するにプレイヤーにゲームを提供しなかった。 狙ったキャラを指名し続けて、キーアイテムをプレゼントするだけで攻略できてしまうようだ。 もうひたすらフラグを立てていくだけである。 正解不正解に根拠がないから会話がゲームになってないし。 強いてゲームを探すなら、酔っぱらいすぎないようにアナログスティックでグラスの傾きを調整するぐらいかな。 たぶんグラスを傾けている時間が一番長いだろう。 こういうギャルゲーによくある作りでは、多少3Dモデリングが良くできていようが、人気声優さんを使おうがムーブメントは起こせない。 思うようにならない要素を入れておかないとギャルゲーってブレイクしないんだよな。 ちょっとシンドイぐらいじゃないと。 最近ブレイクしたのだと、『ラブプラス』なんかはきついもん。 プレイヤーに負荷をかけることを怖れて緩くしてしまうと、ただ情報を淡々と消化していくだけで、キャラクターへの思いは深まっていかない。 負荷をかけないのは、面白くないかもしれないと創り手が思っている事の裏返しなのかもしれないが。 自信があれば、負荷をかけるだろうからな。 私は4人ほどクリアしたら、もうイイかなという気になった。 全くと言ってイイほど思いは深まらなかったな。 理由は違っていたけど、まあいいか。 答え合わせは終了しようと思う。 <余談> 相変わらずXBOX360は爆音だな。 せっかくインストールしても起動時に一回スピンナップするのは避けられない。 ディスクチェックだけなら、何も高速回転させなくてもいいのに。 今日日、車のエンジンだってもうちょっと静かだぜ。 電源入れる度に心臓止まるかと思うわ。 |