ロックマンエグゼ オペレート シューティングスター

プレイヤーが入れ替わるべきだったのに 2010_05_14

 

このところ遊びたいゲームがなくて困っている。
私はいつも今やっているゲームが終わる前に次のゲームを準備することにしているのだが、次のゲームを探すのが大変。
Wii、DSで目新しいゲームが出てこないし、HD機はどれもこれも似たようなゲームばっかりで、なかなかやる気にならない。
発売前はやろうと思っていたゲームも、いざ発売されてみるとやる気が失せていたり・・・。
なんかやり残したゲームはないかなー、と延々検索する毎日だ。
ゲームしている時間より検索している時間の方が長いくらいである。

で、検索していて思い出したのが『ロックマンエグゼ オペレート シューティングスター』。
どうやらエグゼの『1』をリメイクしたものらしい。
そういえば『1』はやってなかったし、ちょうどいいかということでやってみることに。

しかし驚いたことに、これは全く意味がなかった。
もの凄い既視感。
まるでやったことがあるかのようなストーリーだったな。
『1』はやったことないはずなんだが・・・。
よく覚えていないけど、おそらく『2』も『3』も似たようなストーリーだったんだろう。
まあ、毎年末に発売する子供向けのシリーズだからな。
やればやったで、それなりに面白くはあった。

ただ気になったことはいくつかある。
まずシステムが簡素だったこと。
さすがに最初だけあって、のちに付け加えられた要素は抜いてあったようだ。
更にバトルに使うチップもバリュエーションが少なかったな。
敵の動きもやや遅い気がした。
それはつまり、シリーズが進むにつれて少しずつ複雑に、少しずつ難しくなっていたことを意味する。

本来ならこういう子供向けのシリーズは、ゲームは変わらないで、プレイヤーが入れ替わっていく方が好ましい。
私みたいなおっさんがいつまでもやってちゃいけないんだ。
ところが、実際には毎年末に発売していたことからもわかるように、昨年遊んだプレイヤーを前提に作られてしまう。
最初はいい。
年を追うごとにプレイヤーが増えていく。
しかし、あるところまで来ると、飽きたり、ついて行けなくなるプレイヤーが多くなり、新規には入りづらいゲームになっていっただろう。
結果的には、一時期の隆盛が嘘のようにシリーズが死んでしまった。
残念なことだが、なるべくしてなったんだろうな。

私としては、あのまま「エグゼ」が続いても、あるいは「流星の」が続いてもよかったんだけど。


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