十三機兵防衛圏_2

いま耐えられるとしたら、これしかなかった 2020_01_17

 

やっと究明編が100%になった、『十三機兵防衛圏』。
ミステリーポイントが足りなくて、開けないファイルがあったので、追加で戦闘を繰り返す必要があったのである。
これで全部100%。
一応終わったことにしてもいいだろうと思っている。

ここまで戦闘抜きで20時間強ぐらいかかったのかな。
今の私にしては驚きの頑張りである。
もうとにかくダメなの、根気が無くて、長いのが。
先日も「アベンジャーズ エンドゲーム」を観てたんだけど、3時間が耐えられない。
1.5倍速でも2時間でしょ。
面白いんだけど耐えられなくて、中盤をちょいちょい飛ばして、1時間半ぐらいに短縮しちゃった。
私の大好きなキャプテンアメリカの最終作ですら、この有様だからね。
歳を取るとせっかちになるんだよ。
たぶんいつ死ぬか分からないから、早く結論に辿り着いて欲しくなるんじゃないかな。

じゃあ、テキストならいいのか、というと、そんなこともないんだ。
田中ロミオの最新作なんか、インストールしたところでずっと止まってるからね。
出来の良し悪しじゃないの。
もうただただ読みたくない。
脳みそが弱ってるんだろうな、きっと。
こんな状態でよく最後までやったと、私は我ながら感心しているのである。

考えてみると、これしかなかったのか、とも思う。
動画をただ観るのは耐えられないが、自分で動かす分にはある程度我慢できる。
一見フラグを立てているだけのようにも見えるが、実際にはシーンの中で時間が流れていて、自分がシーンを演じているように感じるあたりが上手いのかな。
チャートがあるからフラグも分かりやすくて、投げ出したいという気持ちにはならなかったし。
一区切りが短いのも助かったな。

一方で、テキストだけのものと比べると、情景描写が無い分、テキストは圧倒的に少ない。
CGや音声である程度は演出されているから必要ないのである。
しかもストーリーは断片的にしか示されないから、合間を自分で補完しなきゃいけない。
だからこそ、プレイヤーは自分の寄与を感じられるともいえるのかな。
そのことは、このゲームが面白いと感じたときに、それが自分のお陰だと感じることにもなる。
だから、プレイし続けられたし、こうして書きたいとも思えたのだろう。

ちょうど良いさじ加減だった、私にとってこの『十三機兵防衛圏』は。
これより演出過多でも過少でも投げ出していたんじゃないか。
そう思えるほど、今の私にピッタリだったな、このゲームは。
じゃなかったら、ミステリーファイルまでは読まないよ。


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