オメガラビリンスZ、PSVita版

二回目は笑えない 2018_04_15

 

PSVitaは疑う余地のない終焉に向かっている。
一方で、NSのゲームがほぼ全て据え置き向けにデザインされている現状においては、3DSよりは高機能なPSVitaが有用な存在である事は間違いない。
私は是非使いたいと思っているのである。
ところが、もうめぼしいゲームが残っていない。
探しても探しても何も出てこないな。
PSVitaで遊んでいる時間よりもゲームを検索してる時間の方が圧倒的に長いぐらい探しても見つからない。
ここに至っては、もう仕方がない。
『オメガラビリンスZ』をやり始めたのは、ホントにもうどうしようもなかったからである。

前作はまあまあ面白かった。
ギャルゲーの割にはちゃんと遊べた記憶があったのである。
今回もやってみたら、予想通り『Z』もまあまあ遊べた。
前作より本が弱くなったり罠が多くなったせいで、多少歯ごたえは増しているようだ。
とはいうものの、やはりキャラ固有のスキルが強力なので、それほど難易度が高いわけでもなかった。
少なくともエンドロールまでは特に困る事はなかったな。
前作と同じく、ギャルゲーの割にはまあまあ遊べた、という感想である。

ただし、前作ほど面白いとは思えなかった。
やっぱり二作目はダメなんだよ。
前作では笑えたパイズリ鑑定とか、おさわり覚醒とか、馬鹿げたお色気要素を見ても全然笑えないの。
ただただメンド臭いだけ。
お色気そのものなんてコンシューマに求めてないわけですよ、こっちは。
お色気が幾らか増したところでまるで意味が無い。
やっぱり笑える要素が増えてないと。
一応、ドMちびっ子キャラが増えているんだが、これも全く笑えない。
狙いすぎて上滑りしている感じ。

わかりきった事ではあったんだ、続編はダメだって。
でも、しょうがなかったんだ。
何にも無いから。
なんか新しいゲーム出ないのかな、ホントに。
SIEはプラットフォームホルダーとしての責任を果たせ!と言いたいね、私は。
もうずっと出してないもんな。


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