「オキュラス(Oculus)」という3Dヘッドマウントディスプレイ(HMD)がニュースで取り上げられていた。 XBOX360のコントローラーを流用していたから、たぶんWindows用なんだろうな。 前にもニュースで観たことはあるのだが、改めてプレイしている様子を見ていたら、バーチャルボーイを思い出した。 というのも、プレイする姿が格好悪かったからである。 前方に大きく張り出したHMDにケーブルが接続されており、まわりを見渡すとケーブルが体に巻き付いてしまう。 いくら没入感が凄くても、こんなもん売れんやろ、と思った。 しかしである。 これはひょっとすると使えるかもしれない、WiiUに。 というのは、WiiUの本質的な機能は、計算を表示デバイスの外で行って、リアルタイムで画像を飛ばせるところにあるからだ。 WiiUが活きるのはHMDなんじゃないか。 オキュラスは350ドルで試験販売したそうだけど、大量生産すればもっと安くなるだろう。 詳しい技術はよく分からないが、おそらく小さい液晶を二つ用意すればいいわけでしょ。 ゲーム専用機だったら、そんなに高精細な液晶はいらないし、むしろWiiUのパフォーマンスを考えればその方が好都合かもしれない。 タブコンに付いている無線のレシーバーをHMDに積めば出来ちゃうんじゃないかなあ。 最悪、フレームレートを落としてもいいわけだし。 今まで例を見てもオプションをつくるのは負けハードだ。 でも、このまま放っておいてもどうせ負けるんだから、チャレンジしてもいいんじゃないかな。 WiiUの上位機種的な位置づけで、タブコン外して、HMDとリモコンをセットにしたらどうか。 生かすのはタブコンじゃなくて、WiiUそのものを生かす、という判断があっても不思議じゃない。 革新的なゲームが産まれそうな気がするんだ、この構成なら。 次世代機まで先延ばしにしていると、たぶん遅すぎると思うんだよ。 5年周期だとすると、3年後でしょ。 旬は過ぎてるだろう。 やるなら、ここ一年ぐらいでやるしかない。 言葉だけ聞くと縁起の悪い感じがするけど、WiiUをリローンチするのが一番効率的なんじゃないか。 |