風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

全然シレンジャーじゃねー 2010_12_16

 

マンネリだって分かっているのに、なぜ私はまたプレイしてしまったのだろうか。
『風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』。
ジロ吉を連れて行く以外には前回と何が違ったのか、よくわからなかったな。
でも、やったらやったで面白い。
ただし、そのプレイは例によってあまり褒められたものではなかったな。
また私は懺悔を書かなければならないだろう。

その前に少し言い訳を。
「風来のシレン」は本来、その場その場で臨機応変に対処することを是とするゲームであった。
しかしそれは難しいことなので、ある程度誰でも出来るように成果が蓄積するゲームへと変化してきたのである。
武器や防具を成長させることができるし、無くさないようにタグをつけることも出来るようになった。
一方でそれは緊張感を喪失させることにもなるから、夜が作られたんだろう。
武器を無効にして、技だけで凌がせる。
せめて夜の間だけでも緊張してもらえるように。

しかし、今回の『5』ではジロ吉を連れて行かなければならないので、夜は少し問題になる。
夜に仲間とはぐれると、まず間違いなく仲間は死ぬ。
通常攻撃が効かないからな。
最上階まで連れて行くのは、結構しんどい・・・かと思いきや、そこはちゃんと心配りがなされていた。
ジロ吉は倒れると次回はその階から参加する。
だから、何回かやると最終的には夜を経過せずにラスボスにたどり着けるようになるはずだ。
とても心優しいゲームであった。
今の「シレン」ってのはそういうモンなんですよ。
堕落しているのは私だけじゃない。

結局私が今回何をしていたかというと、もうひたすら武器と防具を鍛えてました。
もうMAXまで。
途中で2回フリーズして、更に2回武器が原因不明の消失現象を起こしたけど、それでもひたすら鍛え続けた。
ラスボスは無敵草使って、らくらくクリア。
何にも考えてねー。
全然シレンジャーじゃねー。

なんなんだろ?、この「シレン」じゃなさは。
面白いのに、その面白さは「シレン」の面白さじゃないっていう理不尽さ。
こんなことでいいはずはないって自分でも思ってはいるんですよ。
反省してます。


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