「エロゲーレボリューション」 この言葉が私の脳裏に浮かんだのは、5月のE3で公開された『DEAD OR ALIVE Xtreme2』の画像を見たときのことだった。(以後、『DOAX2』) 「エロゲーレボリューション」と口に出してみると、またこれがいい響きなんだ。 もしこの言葉を最初に思いついたのが私ならば、ちょっと流行らせてみたいところだった。 検索をかけてみたところ、その時点で既に思いついている方がいたようである。 大変残念なことであった。 エロゲー界には「ILLUSION」という有名な3Dエロゲーメーカーがあるけども、やっぱイマイチなんだよ。 キャラを立てるところから、造形に至るまで。 あのレベルと比べてみると、「レボリューション」という言葉を使っていいじゃないかと思える画像だったのである、『DOAX2』は。 ハードウェアが特定できないPCの、それも極々小さなメーカーさんを引き合いに出すのも可哀想な話ではあるのだが。 9月の東京ゲームショーで公開されたムービーを見たときは、「買う!」と思った。 「エロゲーレボリューション」でいいでしょ、あれは。 マイクロソフトに儲けさせたくないとか、そんなこと言っても仕方がないよ。 どっちみち一銭も儲けさせないとか無理無理。 OSやらオフィスやら買っちゃってるんだから。 そんな言い訳も即座に思いついた。 私は発売日、つまり11月22日を一日千秋の思いで待ち続けたのだ。 もちろんXBOX360もこの日のために買っておいたものである。 しかし、当然ながらその期待は裏切られた。 そもそもエロゲーじゃないからね。 エロゲーってのは遊び手がエロく感じるかどうかではなく、創り手がエロゲーだと思って創っているかどうかで決まるのである。 通常であれば、それは18禁というレーティングで表現されるわけだが。 こっちが勝手にエロエロゆっても、創り手がエロゲーつくる気になってないから、どうにもならんわい。 割合ちゃんとゲームは創ってあるのだ。 バレーにせよ、ジェットスキーにせよ、尻相撲にせよ、見事にゲームになってます。 もちろん単体で通用するレベルではないけれども。 その反面、観賞はさせてくれない。 乳首なんてのは問題じゃないんだ。 観賞させてくれるだけでいいのに。 写真は撮らせてくれるくせによ。 あれはゲームだからか。 こっちがエロエロゆってんの、見透かされちゃってるんだ、きっと。 一度突き放さないとダメかもしれん。 このままでは、エロゲー界に革命は起こらないぜ。 |