DEAD OR ALIVE Xtreme2

not エロゲーレボリューション 2006_11_25

 

「エロゲーレボリューション」
この言葉が私の脳裏に浮かんだのは、5月のE3で公開された『DEAD OR ALIVE Xtreme2』の画像を見たときのことだった。(以後、『DOAX2』)
「エロゲーレボリューション」と口に出してみると、またこれがいい響きなんだ。
もしこの言葉を最初に思いついたのが私ならば、ちょっと流行らせてみたいところだった。
検索をかけてみたところ、その時点で既に思いついている方がいたようである。
大変残念なことであった。

エロゲー界には「ILLUSION」という有名な3Dエロゲーメーカーがあるけども、やっぱイマイチなんだよ。
キャラを立てるところから、造形に至るまで。
あのレベルと比べてみると、「レボリューション」という言葉を使っていいじゃないかと思える画像だったのである、『DOAX2』は。
ハードウェアが特定できないPCの、それも極々小さなメーカーさんを引き合いに出すのも可哀想な話ではあるのだが。

9月の東京ゲームショーで公開されたムービーを見たときは、「買う!」と思った。
「エロゲーレボリューション」でいいでしょ、あれは。
マイクロソフトに儲けさせたくないとか、そんなこと言っても仕方がないよ。
どっちみち一銭も儲けさせないとか無理無理。
OSやらオフィスやら買っちゃってるんだから。
そんな言い訳も即座に思いついた。
私は発売日、つまり11月22日を一日千秋の思いで待ち続けたのだ。
もちろんXBOX360もこの日のために買っておいたものである。

しかし、当然ながらその期待は裏切られた。
そもそもエロゲーじゃないからね。
エロゲーってのは遊び手がエロく感じるかどうかではなく、創り手がエロゲーだと思って創っているかどうかで決まるのである。
通常であれば、それは18禁というレーティングで表現されるわけだが。

こっちが勝手にエロエロゆっても、創り手がエロゲーつくる気になってないから、どうにもならんわい。
割合ちゃんとゲームは創ってあるのだ。
バレーにせよ、ジェットスキーにせよ、尻相撲にせよ、見事にゲームになってます。
もちろん単体で通用するレベルではないけれども。

その反面、観賞はさせてくれない。
乳首なんてのは問題じゃないんだ。
観賞させてくれるだけでいいのに。
写真は撮らせてくれるくせによ。
あれはゲームだからか。

こっちがエロエロゆってんの、見透かされちゃってるんだ、きっと。
一度突き放さないとダメかもしれん。
このままでは、エロゲー界に革命は起こらないぜ。


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