ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード

ズボンは履かない 2009_04_30

 

私は部屋の中でズボンを履くのが大嫌いである。
なんだか窮屈でイヤ。
自分の部屋の中にいるとき、私は常にパンツ姿である。
寒くて毛布にくるまっているときであっても、ズボンは履かない。
それが私のポリシー。
たとえ足が鞭打たれようとも。

『ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード』を買ってみた。
『ハッピーダンスコレクション』をやっていたら、案外バンダイナムコはWiiのことがよく分かっているのではないか、という気がしてきたのである。
実際、ワールドワイドでもWii 向けで成功している数少ないサードパーティの一つだそうだ。
世界中の開発者が、Wiiで売れるゲームってどうやったら作れるのか分からないと嘆いている、という記事をよく目にするけど、バンダイナムコはちょっとコツを掴んだらしい。

『ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード』をやってみると、非常に素直な作りであることが分かる。
リモコンとヌンチャクをストックに見立てて、地面をかく動作を行うことで加速するし、リモコンとヌンチャクを持って体を傾けることにより、左右に曲がることができる。
非常に置き換えの同一性が高いな。
これは確かに面白いだろう。
広いゲレンデを何となく滑っているだけで、割と楽しい。
私は全くスキーは駄目な口なのだが、ああ、スキーってこういう感じかー、という疑似体験が出来るゲームである。

ただし、1つ問題がある。
リモコンとヌンチャクをつなぐケーブルのことである。
ストックをかく動作をすると、膝のあたりにケーブルがビシッと当たるのだ。
寒いときなどはことのほか痛い。
まるで素足に鞭打たれるかのような痛みである。

もっとも、実はそんなに大きくリモコンを振る必要はない。
胸のあたりでちょこっと動かすだけでもリモコンは反応する。
所詮、傾きと加速度しか検出してないからな。
そこいら辺はWii独特の世界で、楽しくなるようにプレイしなければならない。
多少痛かろうが、やはりストックをかく動作をした方がいいし、体と一緒にリモコンを傾けた方がより楽しいわけである。
普通の人はズボン履いているから、きっと問題ないのではないか。
私は何があっても絶対にズボンは履かないけど。
私は耐える。


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