3DS-LLって実はすごくゲームしづらい。 頭が重すぎるんだよね。 DSみたいに下をメインに使うなら構わないけど、ボタンを使わせるつもりならもっと頭を軽くしなあかんよな。 音ゲーみたいに激しくボタンを連打するゲームだと、重いもんだから少しずつホールドが深くなっていって、親指が詰まってミスることがよくある。 おまけにボリュームバーが軽すぎて、すぐ動いちゃうんだ。 音ゲーやってるとホントに困るわ。 個人差があるんだろうけど、ボタンのストロークがやや浅いのも連打しづらい感じ。 お世辞にもいいマシンだって感触はないな、3DS-LLには。 初期型の3DSがいいと思ったこともないけどね。 だからというわけでもないが、先日New3DSが発表されたのにはちょっと興味を惹かれた。 小さい方でも初期型より少し画面が大きいらしいから、買い換えにはちょうどイイかもしれない。 いまだに3D推しを止めない点には失望したが。 この時期に発売されるからには、おそらくDSにおけるDSiみたいな位置づけなんだろう。 スケジュール的に考えると次世代機が発売されるであろう2016年末まで、売り上げの減少を食い止める役割を担っているに違いない。 それ自体は全然問題ないと思う。 DSiと同じならばね。 今回ちょっと気になるのは、CPUのスペックが上がってることだ。 New専用タイトルがいくつか発売されるのは構わないが、対応タイトルが増えるのは良くないと思うんだ、私は。 目に見えてアクセススピードが上がったり、フレームレートが改善したりすると、従来機持ってる人は損した気がするだろう。 たぶんゲームを買いたくなくなるし、かといってライトなユーザーにとって買い換えるほど魅力があるとも思えない。 私は専用タイトル以外は極力対応すべきではないと思うね。 きっちり同じように動作すべき。 更に右アナログスティックの問題もあるんだよな。 LRで視点を回すゲームを右アナログスティックに割り当てるぐらいはいいけど、固定視点のゲームをNEW持ってる人だけ回せるとか、そういうことは絶対やっちゃいけないと思うんだ。 プレイヤーの状況が固定されているからこそ、厳密なマージンを設定できるわけだからね。 厳密な設計をしないなら、コンシューマでゲームする意味なんか無いんだよ。 そんな馬鹿なことを任天堂がやるとは思えないが・・・。 DS/Wii世代だったら、そんな心配はしなくて良かった。 でも、3DS/WiiU世代になってからの任天堂は何を考えるのかよく分からんからな。 いまいち信用できん。 もしヘンなことをやるようなら、もうコンシューマは終わりだ。 戦おうにも寄るべき旗頭が他にないよ。 New3DSが中途半端に売れることなく、粛々と次世代機に切り替わっていくことを私は願ってやまない。 |