あれ?どこが簡単になっているんだろう? 難易度を『very easy』、コンティーニュ・ライフ最大にしてみても、全くクリアできる見込みがない。 なんという難しさだ。 私は激しい怒りを感じた。 DCが稼働しなくなって、どれくらい経っただろうか。 これじゃダメじゃん、と思って買ってきた「THE HOUSE OF THE DEAD 2」。 やってみて、確かにすごいと思った。 しかし、あまりにも難しい。 『very easy』にしても、全く歯が立たないのだ。 (どうやら、やられ判定が遅くなっているだけで、敵の登場するタイミングなどは変わっていないようだ。この辺も納得できないけど、今回は書かない) 難しいのは、銃の連射性能が低い上に、6発で画面外へリロードしなければならないからだ。 弾があたらない部分があったり、耐久力の高い敵がわんさかと出てくる割には、無茶な設定だと思う。 連射性能が低いことを考えると、精度の高い射撃が求められる。 しかし、いちいちリロードしていたら、どうしても精度は落ちてしまう。 プレイしている間、ずっと照準を見つめているわけにはいかないので、ある程度手首の感覚で撃っているからだ。 自動リロードをオプションに付けるだけで、随分と違ったゲームになったんじゃないだろうか。(銃コンを認識したときだけオンに出来ればいい) いったい何でまたこんな事になってしまったんだろう。 どうしても理解できない。 ノーマルのコントローラーで難易度を調整したのだろうか? これにしか使いようのない銃をセットで売っておきながら。 あるいは、当面めぼしいゲームがないDCを慮って、長く遊んでもらえるように難易度を上げたのだろうか? 結果として、またいわゆる『ライトユーザー』を遠ざける結果を招いても。 いろいろ考えていくうち、アーケードの完全移植を目指したが故のことなのかもしれないと思うようになった。 一般に売られるインターフェイス(銃コン)を考慮しないで、そのまま作ってしまったのではないか。 そうとしか考えられなくなってきた。 もしそうなら、それは単なる自己満足に過ぎない。 私は幾分かの怒りを込めて言いたい。 難易度はいったい誰のために決定されるのだろう? 少なくとも、作り手のためではないはずだ。 <後日談 '99_06_15> 実はゲームセンターの「THE HOUSE OF THE DEAD 2」をやったことがなかった。 これじゃダメじゃん、と思ってプレイした見たところ、DC用の銃コンと同程度か、もしくはそれ以下のプレイ感だった。 全く連射できないし、照準もずれているような・・。 メンテナンスの問題もあるんだろうけど、ちょっと酷い。 クリアするのにいくらかかることやら。 インカムのランキングで長い間上位に入っていたが、信じられない気持ちだ。 やはりコンシューマーに落とすにあたって、完全移植ではなく、再調整が必要だったと思う。 せめてオリジナルモードでは、アイテムを付加するのみならず、モンスターの登場パターンや障害物判定を変更すべきだった。 コンティーニュを増やすことでの対応は、あまりにも情けない。 |