ボクと博物館、PlayPass版

好きだからいくらでも出来る 2025_02_01



私は子供の頃、恐竜の化石が大好きだった。
家に学研のひみつシリーズが揃っていて、その中でも「化石のひみつ」が大好きだったのである。(本のタイトルは正確じゃないかも)
親に化石堀りに連れて行ってもらったこともあったな。
そういった事情で、PlayPassに『ボクと博物館』を見つけた時は、すぐにプレイしようと思った。

これは化石を掘って博物館に展示し、お客からおひねりをもらって、さらに発掘を進めるゲームである。
発掘と経営を組み合わせたゲームと言えるだろう。
といっても、やることは大したことない。
博物館の運営はほぼオートなので、お金が貯まるのを待って博物館や道具をアップグレードしたり、発掘を進めるだけ。
掘るのも、綺麗に掘り出す必要はなく、とにかく叩けばいいという単純なゲームだった。
一方で、掘ること自体にコストがかかるので、お金を貯めるのに多少放置ゲームの要素もある。
すぐにどんどん掘れるわけじゃなかった。

しかし、お金の溜まり具合がちょうど良くて、博物館のアップグレードを優先していくと、掘っているうちに次の資金が溜まるぐらいのペースで進めることが出来るようになる。
テンポはすごくイイ。
いま向きな感じだったね。
だから、あんまり待つことは苦にならなかった。
放置要素が弱くて、スリープさせて待っていてもあんまり稼げないから、ずっとスリープもさせなかったし。

100体の化石を掘り出すとエンドロールに達するのだが、そこまでちょうど40時間ぐらいだったか。
5日ほどで一気にプレイしてしまった。
ゲームとしては全然大したことないんだけど、めちゃめちゃ面白かった。
これはもう恐竜の化石が大好きだから、としか言いようがないね。
こんな単純作業を他の人が面白いと思うかどうか、ちょっと判断することはできないな。


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