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私は子供の頃、恐竜の化石が大好きだった。 家に学研のひみつシリーズが揃っていて、その中でも「化石のひみつ」が大好きだったのである。(本のタイトルは正確じゃないかも) 親に化石堀りに連れて行ってもらったこともあったな。 そういった事情で、PlayPassに『ボクと博物館』を見つけた時は、すぐにプレイしようと思った。 これは化石を掘って博物館に展示し、お客からおひねりをもらって、さらに発掘を進めるゲームである。 発掘と経営を組み合わせたゲームと言えるだろう。 といっても、やることは大したことない。 博物館の運営はほぼオートなので、お金が貯まるのを待って博物館や道具をアップグレードしたり、発掘を進めるだけ。 掘るのも、綺麗に掘り出す必要はなく、とにかく叩けばいいという単純なゲームだった。 一方で、掘ること自体にコストがかかるので、お金を貯めるのに多少放置ゲームの要素もある。 すぐにどんどん掘れるわけじゃなかった。 しかし、お金の溜まり具合がちょうど良くて、博物館のアップグレードを優先していくと、掘っているうちに次の資金が溜まるぐらいのペースで進めることが出来るようになる。 テンポはすごくイイ。 いま向きな感じだったね。 だから、あんまり待つことは苦にならなかった。 放置要素が弱くて、スリープさせて待っていてもあんまり稼げないから、ずっとスリープもさせなかったし。 100体の化石を掘り出すとエンドロールに達するのだが、そこまでちょうど40時間ぐらいだったか。 5日ほどで一気にプレイしてしまった。 ゲームとしては全然大したことないんだけど、めちゃめちゃ面白かった。 これはもう恐竜の化石が大好きだから、としか言いようがないね。 こんな単純作業を他の人が面白いと思うかどうか、ちょっと判断することはできないな。 |