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これは素晴らしかったな、『MotionRec』。 パッと見で面白そうな直感があったけど正解だった。 これはタイトルの通り、自分が動いた軌跡を記録して再現することでステージをクリアしていく、ジャンルとしてはアクションパズルゲームなのかな。 今まで体験したことがないゲームだったし、非常によく出来ていた。 このゲームには全く説明がない。 でも、プレイを通じて必要なスキルを教えていくので、全然問題なかった。 このことはラストの余韻にもつながるのだが、プレイヤーが自分でクリアと感じられるという点においても優れていた。 更に全然意地悪じゃない。 記録した軌跡が風の影響なども計算した上で表示されるから、一見難しそうなステージも案外楽にクリアできちゃう。 ケチケチしてない感じ。 この点もすごくよかった、満足感が比較的簡単に得られて。 その上、最後にはちゃんとスッキリ終わる。 ロボットのような主人公がなぜ廃墟になった地下都市から上を目指しているのか、何となく推測できるような終わり方なのである。 チェックポイントでもある音符を100個集めてラストに向かうことで、もうちょっといいエンディングにも到達できた。 いうことなし。 いまはインディーズの時代だってことが良くわかる作品だったな。 見た目はこの程度で全然いいんだよ。 かえってプレイヤーの寄与分が増して、より高い満足が得られる。 私は大満足です。 |