せっかくだから、PlayPassの切れる前に何か遊んでおこうと思ってプレイしたのが『Monument Valley』。 錯視を利用したパズルを中心に据えたアドベンチャーゲーム、ということになるのかな。 といっても視点が固定されているので、そんなに難しくはない。 おそらく、大抵の人は数時間もあれば終わってしまう程度の、いかにもスマホ・タブレット向けのゲームであった。 過去にもっと難しい『Superliminal』という錯視を利用したゲームをプレイしたことがあるので、特に驚きはなかったな。 このゲームには一応ストーリーらしきものがあるのだが、何のことなのかわからなかった。 エンディングはホントに意味不明。 あれのために今まで頑張ってきたの?って感じ。 そもそもあれは何なの?って。 まあでも、そこそこ面白かったので、私は『2』もプレイした。 『2』はキャラを2体操作することによって、いくらかパズルとして進化を目指したらしい。 といっても、よくある使い方で、そんなに目新しくはない。 しかし、クリアした時の満足度は『1』よりかなり大きかった。 というのも、キャラの関係が分かりやすい。 どうやら母娘なんだ。 それも、母から娘に代々受け継がれる宿命みたいなものがあるらしくて、それを乗り越えようとしているらしい。 ほとんど説明はないし、簡素なデザインのキャラがちょっと動くだけなのだが、それでもある程度は推察できた。 そうすると、クリアした時の喜びが大きくなるんだよ。 エンディングも何となくわかったし、クリアしてよかった、という気持ちにもなれたな。 やっぱりストーリーは分かりやすい方イイね。 煙に巻かれたようなエンディングだと、何のためにやってきたのか分からなくなっちゃう。 <余談> 『Superliminal』は7割ぐらい進めたところで挫折した。 眩暈と頭痛に襲われて。 視点が自由だから、ちょっとずれるだけで失敗することがあり、同じステージを繰り返し繰り返しやっていたら体調を崩したのである。 錯視を使ったパズルを見続けることは脳によくないのかもしれない。 |