モンスターストライク、android版

同じ事を繰り返したくはない 2016_01_12

 

年末にやるゲームを探していて、最有力候補だったのが3DS版の『モンスターストライク』だった。
大ヒットしているらしいし、どんなゲームなのか確認する必要は感じていたが、終わりの無いゲームはパズドラで懲りている。
3DS版なら一応ストーリーがあって、結末にたどり着けるらしいから、それならやってもいいかと思ったのである。
しかし、いざアマゾンの購入ボタンを押す段になって躊躇した。
基本無料でしかも高解像度のandroid版が手に入るのに、わざわざ買うか?3DS版を。
しかも、あのちっさいタッチパネル。
果たしてタブレットでプレイするより面白いか?
それはないな、と思い直した。
私はandroid版の『モンスターストライク』をプレイし始めたのである。

やってみて驚くのは、全くパズドラと同じ感覚だということ。
核となるゲームは確かに違う。
ビリヤードとピンボールを混ぜたようなゲームで、モンスター自身がボール状のデザインになっているところが目新しいのかな。
パズドラほど真面目にやらなくても、画面効果が派手だからなんかやってる気にはなる。
つまり得しているように感じられるのだろう。
これがタダなら、まあプレイする人が多いのも分からなくはない。
でも、システム周りとか、プレイの段取りとかは全く同じだな。
やり始めたらすぐにパズドラの経験がよみがえってきた。

最初は簡単でどんどんレベルアップするから、スタミナがすぐに回復して、無料でもかなり長い間連続でプレイできる。
しかしそのうち、初期状態では倒せない敵が出てくるから、合成で強いモンスターを作る必要に迫られる。
それでもいずれはもっと強い敵が出てくるから、合成のベースになるモンスターにレアなヤツが必要になって、それを獲得するために四苦八苦するという展開。
仮に強いモンスターを手に入れても、その先にはどうせもっと強い敵が出てくるに違いない。
そんなに長い時間プレイしなくても、どうなるのか先が見える。

やればやったでそこそこは遊べるよ。
でも、あんまりやる気にはならない。
パズドラの経験があまりイイ記憶として残ってないから、同じ事を繰り返したくはないんだ。
お金を払ってでも、3DS版をやっておいた方が良かったのかもしれない。
少なくとも何らかの結末にはたどり着けたはずだからな。


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