もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド

お金が欲しい 2006_10_05

 

このところ、お金が欲しくて欲しくてたまらない。
私はお金が欲しいのである。

ほんの一年くらい前までは資産運用など考えもしなかったのだが、最近は株をやろうとか、外国債を買おうとかよく考えるな。
どうして今までずっと普通預金で持っていたんだろう?
米国債なんかだったら、年利4%以上つく。
計算上は10年で50%以上増えるのに。
1ドル100円の時代に買っておけば、為替レートの関係で更に1.18倍になるじゃないか。
悔しい!
私は一体何を考えて、今まで暮らしていたんだろうか。
いや、まあ、ゲームをすることしか考えていなかったのだが・・・。

最近、ゲームやってると、もうちょっと心に余裕があれば楽しめるのにな、と思うことが多い。
人生お金があればそれでイイってもんでもないけど、お金はあるに越したことはない。
心の余裕は概ね未来への安心感から生まれるものである。
世が世なら終身雇用・年功序列で生きられたのかもしれないが、残念ながら今は競争の時代。
負けたらゲームもやっていられない。
宝くじでも当たらんかなあ、と思わずにはいられないよ。

『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』の主人公HIV(チンクル)は35歳独身。
35歳ってのはニートの仲間にすら入れて貰えない年齢である。
ニートは34歳まで。
もはや職業訓練するには遅すぎる、という判断なんだろうな。
また痛い年齢を突いてきた。
大人と子供の狭間が14歳ならば、立ち直れる大人と立ち直れない大人の狭間は35歳ということか。
身につまされる話だよなあ。


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