MiSide : ミサイド、STEAM版

こう評価のこうは「好」 2025_03_27



STEAMで好評価率が高いゲームを探していて、『MiSide : ミサイド』というゲームを見つけた。
これは凄いよ。
三カ月で評価数が9万超えていて、好評価率が98%というとんでもない数字をたたき出していた。
一見したところ、ただのギャルゲーっぽいんだけどね。
これは一度やっておくべきゲームだと私は判断した。

これは脱出ゲームの一種なんだろう、ホラー要素のある。
元々ペット感覚で女の子(ミタ)を育成するゲームだったのに、たくさんあるバージョン中のあるミタが狂って主人公をゲームの中に閉じ込めようとした。
ずっと一緒にいてくれなければ殺す!というお話。
だから、主人公であるプレイヤーは現実世界に戻るべく、正常なミタたちの力を借りて脱出を図るのである。

アイディアは面白い。
ほぼ二人で創ったらしいのだが、それにしてはよく出来ている。
でも、それはあくまで「それにしては」の話である。
謎解きは平凡だし、操作性はあまり良くない。
なんせコントローラー使えないからね。
視線で敵を抑えながら逃げるシーンはホントに困ったな、キーボードで操作するのに慣れなくて。
SHIFTキーを小指で押すのは当たり前なのかな?キーボード勢にとっては。

それでも好評価率が高いのには理由がある。
おそらく、主観視点でかつ音声スキップ不可だからだろう。
ミタが喋っている間、ずっとミタを見てなきゃいけないんだよね。
そうすると、何となくミタのことが好きになっちゃう。
私の場合、狂ったミタも含めていろんなミタの合成体のようなミタ像が自分の中に築かれていくのを感じていた。
狂ったミタだって悪くない。
だって、ずっと一緒にいてって言ってくれる女の子、いないでしょ普通。

だから多くのプレイヤーはこのゲームを好評価したのだろう。
好きであることにゲームの出来は必ずしも関係しない。
まず間違いなくミタのことを好きになってしまうゲームなんだよ、これは。
そして、おそらく多くのプレイヤーが満足したはず。
私も含めて。


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