メタファー:リファンタジオ、GamePass版

民主主義をゲームにするというアイディア 2025_06_15



あんまり調べてなかった、『メタファー:リファンタジオ』のことを。
パッと見、ペルソナの亜種っぽかったから。
どうせ時間がかかるだけで見新しさはないんでしょ?と勝手に決めつけていたのである。
しかし、これは目新しかった。
GamePassの残存期間がもったいないから、ちょっとやってみたら驚かされたよ。
まさか民主主義をゲームに取り入れてくるとは予想してなかった。

このゲーム、最初に王が暗殺されるシーンから始まる。
殺伐とした権力闘争が繰り広げられるのかと思ったら、そこから一変。
殺された前王の魔法によって、次の王を民衆の支持が一番多い者に譲ることになった。
民衆一人ひとりの心を読み取って、支持者の数を判断するというのである。
いうなれば、強制的民主主義だね。
これには驚いた。

しかも、有力候補者には魔法の保護が付くので暗殺はできない、という設定。
クリーンに支持者集めをしなければならないのである。
おかげでスポーティーな感じさえする、オープニングとは打って変わって。
これは斬新だったな。

ゲーム的には、あんまりダンジョンは重要じゃない。
雑魚戦は早く終わるように設計されており、ダンジョンはすぐに終わるし、レベルはどんどん上がっていく。
戦闘している時間は全体の2割ぐらいかな。
プレイタイムのほとんどは支援者との絆を深めるイベントに費やされるのだ。
感覚としてはRPGというよりアドベンチャーっぽく感じるぐらい。
音声スキップできるシーンが多いので、イベントもそんなに気ににならないし、私は面白いと思ってプレイを続けている。

ただやっぱり長いね。
イベントが発生する日まで待つことが多いので、時短することが難しい。
レベル50ぐらいでもうそろそろ終わるかと思ったら、まだ全然。
おそらくまだ中盤過ぎぐらいだ。
時間がかかるという見立ては正しかったみたい。
まあでも、ここまで来たら最後までやるしかないね。


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