年末年始になると、「ロックマンエグゼ」がやりたくなる。 あの超スピーディーな戦闘が懐かしいよ。 あれ、なんで終わっちゃったんだろ。 「流星の〜」も強引な展開がすごく好きだったのに。 子供向けは突然ブームが終了しちゃうから、やむを得ないのかもしれんが。 なんか似たようなゲームがないかなあ、と思ってアマゾンランキングを深掘りしていくと目にとまるゲームがあった。 『メダロット9』。 前からなんとなくパッケージの絵が似てるとは思ってたんだ、このシリーズ。 毎回2種類発売されるし。 どんなゲームか全く知らないのだが、『メダロット9 カブトVer.』を試しにやってみることにした。 やってみたら、全然違った。 どっちかというと、ポケモンのロボット版といった感じ。 アクション要素は皆無。 雑魚一戦にもたんまり時間がかかって、テンポがいいとは言い難いゲームだった。 それにパーツを換えると、見た目も変わっちゃうから、ポケモンみたいな個性はあまり感じられない。 しかし、ポケモンの本編なんかよりはまだ面白さが理解できるな。 頭、両腕それぞれ、足の4つに分かれたパーツのうち、頭だけ破壊すれば機能停止に持ち込める。 だから、リーダーの頭だけ破壊すれば勝ちなんだけど、毎試合リーダーを変えられる仕様になっていて、どれがリーダーか分からない。 リーダーを発見するには頭部にダメージを与える必要があるのだが、頭部は命中率が低いから、さてどうするか? 頭をいきなり狙うか、命中率が高い腕のパーツを破壊して貫通効果で頭にダメージを与えるか、ダメージの小さい全体攻撃を当てるか、といった具合に戦略を練る必要が出てくる。 これはなかなか面白いんじゃないの。 よく出来たルールだよ。 私はポケモン本編をひとりでやってて面白いと思ったことが一度もないけど、こっちは面白いと思える瞬間はあった。 初めてやる人間には説明が足りない部分はあったけど。 CFとか、がむしゃらとか、コンボとか詳細がよく分からないままやってた。 これは対人でやったらもっと面白そうな気がする。 なるほどシリーズも9作目まで続くわけだ。 もっとも、売り上げはどんどん下がっているようで、データを見る限りでは終了間近な感じだな。 気付くのがちょっと遅かったか。 |