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このゲームの存在を私は全く知らなかった、『まつろぱれっと』。 おそらく、そんなに話題になるようなゲームではない。 ジャンルとしては、謎解きアドベンチャーなんだろう。 スマホ向けの凄く小さいゲーム。 PlayPassに入ってなかったら、生涯プレイすることは無かったろうと思う。 ただ、エンディングを迎えた時の印象は割とよかった。 このゲームでは、呪われた描きかけの絵画の中に住む少女の希望する絵を書き足していく。 少女が希望するモチーフと色と位置を推理する部分がゲームになっているのだ。 書き足すモチーフに選択肢が少ないので、ゲームとしては大したことをするわけじゃない。 その代わり、間違えると即死。 死に方が豊富なので、死に方を楽しむゲームなのかと最初は思った。 しかし、プレイを進めると印象は変わっていく。 謎解きの合間合間に過去の記憶のようなものを見せられて、どうして彼女が絵画の中に住むことになったのか、を知ることになるのである。 そして、どうすれば自分が脱出できるのか、あるいは彼女を救済することが出来るのか、も。 最終的には意外といいゲームだったという感想だったな。 小さいゲームだから、何が良かったか書けないんだけど。 書くとこのゲームのすべてを書くことになってしまうので。 小さいゲームでも、お話で満足を引き出すことはできるという好例とはいえると思う。 |