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このゲームはやりたくなかった、『Ghost of Yōtei』。 なぜかというと、蝦夷地が舞台だから。 蝦夷地の管理を任されていた松前藩のアイヌに対する仕打ちは相当ひどかったらしい、と伝えられている。 あまりに酷いので反乱を起こされると、和解するといっては宴席で毒を盛ったりね。 あんまり体験したい話ではないよ。 昔は世界中どこでもあった出来事だけど、今更世界に広めんでもいいだろ、という気持ちもあった。 しかし、PS5でほかに遊びたいゲームはない。 ホントに仕方なく、仕方なく私はプレイを始めたのであった。 プレイしてみたら、思ってたのと全然違った。 正確な時期がわからないのだが、関ヶ原の合戦後ほどない頃合いで、まだ松前藩の支配が広範に及んでいない状態らしかった。 そして、松前藩よりもより悪い奴らがいた、という設定なのである。 松前藩は割とましな存在として描かれる。 その手があったか!という感じ。 プレイしていて、そんなにいやな思いはしていない、いまのところ。 そもそもアイヌがなかなか出てこない。 10時間ぐらいプレイして、ようやく一組出てきただけ。 いまのところ死ぬのは全員日本人。 これなら世界に見せても悪くないね。 私はほっと胸をなでおろすのであった。 あれかな。 弥助騒動の影響もあるのかな。 作ってるのがほぼ外人さんだから、他所の国の歴史に手を突っ込んじゃいけないと学んだのかもね。 たぶん正解なんだろう。 いまのところ酷く普通のゲームで、特に面白くはないが、悪いところもない。 快適に遊べてはいる。 一番感じるのはDualSenseのすばらしさ。 振動と音でかなり臨場感を醸し出せているな。 DualSenseは高いだけあって良く出来てると発売から5年経っても思う。 現時点ではその程度。 |