今更2Dマリオをやってどうするんだ?と買う前は思っていた。 もうやり尽くしただろ、と。 しかし、やってみたら、今までとは確かに違っていた。 タイトルに偽りなし、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』。 とにかくワンダー!というゲーム。 今作は演出面に凝った作品にしたかったようだ。 おそらくプレイヤーに負荷を強いるようなゲームは受けないと判断したんだろうね。 各ステージに不思議なことが起きるスイッチのようなものが設置されていて、それを取ると変身したり、ルールが変化したりする。 兎にも角にも見た目が派手で、ワンダーな感じを前面に押し出した創りであった。 ネット経由でほかのプレイヤーと助け合うと、難所が簡単に越えられてしまうこともあって、エンドロールまでの難易度はかなり低い印象である。 簡単だからってわけでもないんだろうが、キャラクターにも悲壮感はなく、みんな楽しそう。 ピーチ姫が攫われたわけじゃないしね。 クッパが具体的に何をするのかもわからないので、目的意識は弱いな。 プレイヤーキャラがマリオだけじゃないこともあって、キャラ達がはしゃいでる感じがする。 そこがイイんだけどね。 キャラクターの見た目は今までで一番可愛らしく感じられた。 ちびピーチ姫が幽霊になった姿なんかは超可愛かった。 これが一番の収穫かもしれないぐらい。 ただし、私はあんまりやる気にならなかった。 簡単なステージはやっても意味ない気がするし、一部だけ存在する難しいステージはやりたくない。 結局のところ、一日1〜2ステージぐらいしか進めることが出来ず、エンドロール見るまでめっちゃ時間がかかった。 こんなに時間をかけるようなゲームじゃないんだけどね。 好き嫌いでいえば、あんまり好きじゃなかったのかな。 来春発売の『プリンセスピーチ Showtime!』を買おうかな、と思う程度にピーチ姫が可愛かっただけ。 |