Maneater、PS4北米版

主人公が鮫なら 2020_06_11

 

アマゾンランキングをPS4のみに絞ったとき、上位に見慣れないゲームが上がっていた。
『Maneater』という人食い鮫が主人公のオープンフィールド型ゲーム。
私の知る限り、北米版の並行輸入品のみでここまで順位を上げてきたゲームはかつて無かった。
検索をかけてみたら、ネット上では1ヶ月以上前にニュースにはなっていたらしい。
オープンフィールドはメンド臭いからイヤなんだけど、これはちょっと目新しい感じがした。
鮫が主人公のゲームなんて、遊んだ記憶が無いからね。
これはやっておいた方がいいゲームであろう。

やってみたら、やっぱり斬新だった。
鮫を操るのは意外と気持ちよくて、よくある徒歩や騎馬のオープンフィールドなんかよりプレイしやすかったな。
ガンガン人間を喰っていく残虐なゲームではあるのだが、やってみるとそれほど気にはならない。
鮫の立場からしたら、人間なんてタダのエサだからね。
陸の上まで跳ねていって人間を襲う様はむしろ滑稽で、ややコメディっぽい感じすらある。
またシャークハンターを悪者っぽく描いているせいか、やっつけてもそんなに悪い気はしなかった。
これは一度経験しておいて損は無いゲームだったと思っている。
ちなみに、北米版でも日本語字幕は付くので、そこは問題なかった。(自動翻訳並みだけど)

ただし、ちょっと行き詰まってはいるんだ。
スゲー難しいの。
最初のチュートリアルで挫折しそうになったもん。
オープニングは主人公を生む母鮫でチュートリアルをやるんだけど、ハンターの船を3体壊せなくて、一回電源を切った。
コントローラーの肩に指を2本置くのがイヤなんだよな。

まあ、そこは何とか乗り切って、ある程度楽しめるようになったのだが、また壁にぶつかった。
イベントボスにあたる「頂点捕食者バラクーダ」に勝てない。
最初はレベル6で挑戦して惨敗し、レベル上げをやった。
しかしこのゲーム、メチャメチャレベル上げしづらいの。
雑魚敵を食べてもなかなか経験値は溜まらない。
普通のRPGなんかと比べたら5倍ぐらい労力を費やして、レベルを一つあげてからもう一度挑んだ。
でもまたしても惨敗。
惜しいところまでも行っていない。
敵の攻撃をきちんと避けて反撃、を繰り返し繰り返しやらなきゃいけないんだな。
敵を注目する機能が無いので、相当難しい印象だ。
どうやらイージーモードはないらしい。
プレイスキルを上げるか、レベルを上げるか、どっちかを選ばなきゃいけない状況である。

本音を言えば、この辺はさっと進ませてもらいたいものなのだが。
あんまりここで引っ掛かっていると、目新しさも失せてしまいそうな気はしている。
この時点で十分満足はしているけど。


<後日談 2020_06_14>
ストーリーを進めるのを諦めて、まずマップを埋めることにした。
汽水域から海へ出るとアザラシなんかがいて、思いのほかレベル上げしやすい。
しかし、敵も強くて雑魚のカジキに串刺しにされたり、マッコウクジラに瞬殺されたりで、それなりに大変。
レベル9まで育ててから「頂点捕食者バラクーダ」に挑んだら、なんとかクリア出来た。


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