Machinarium、STEAM版

さすがに飽きる 2018_11_27

 

STEAMはしょっちゅうセールをやってる。
同じ買うなら、セールで買わなきゃ損だよ。
NSで発売されたインディーズものの多くはSTEAMで既にセールの対象となっており、任天堂のeShopで気になったものをSTEAMで買う事も常態化してきている。
だって、インディーズものってFHDモニタ向けにデザインされてるから、敢えて割高なNS用を買うメリットがないんだもん。

ただし、ちょっと飽きてきてはいる。
手頃な価格帯のゲームは、どれもこれも似たようなものが多くて。
謎解き、というか脱出ゲームの類いが多すぎる。
『Machinarium』もそういうゲームの一つであった。
脱出ではなくて、彼女を取り戻すゲームなんだけど、実質的には画面をクリックする脱出アドベンチャーと同じである。

それなりに面白いんだよ。
何が起こるのかをイメージしながら、謎を解いていくのは。
一つ一つの謎解きは面白かったよ。
ただ飽きてきているから、そんなにワクワクはしないね。
ワクワクしない割に、移動が面倒なので、面白さも半減だったな。
主人公を対象物に手が届く範囲にまで移動させてからでないと反応しないので、試行錯誤に手間かかるの。
おそらくゲームを担保するためなんだろう。
画面をクリックするだけで解けちゃ面白くないからね。
面倒だと思ったのは、飽きてるからだと思う。

このゲームで興味深いと思ったのは、むしろ世界観の方かな。
登場人物は全員ロボット。
アンドロイドというよりは、断然ロボット。
ロボコン的なロボット。
それもピカピカじゃなくて、ちょっと錆びているような。
人間っぽいことをしているようで、どこか抜けていて、人間には及ばない感じ。
でも、友情もあれば、愛情もあるし、笑い合うこともできる、というような不思議な世界観はちょっと新鮮だった。
評判がいいのも頷ける。

考えようによっては、似たようなゲームが多いから、値引き合戦になっているとも言えるのか。
コンシューマにやりたいモノがないからPCに逃げてきたのに、そこでも目新しいモノがないとなると、ホントに困っちゃうよな。
かといって、あんまり骨のあるヤツはやりたくないし、洋ゲーの大作もやりたくないし。
この歳になってくると、ゲームの選択も難しいよ。


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