スポーツチャンピオン

能力の限界 2010_11_28

 

キャリブレーションが合わない理由が分からない。
なぜか動く方向が90度ずれていたり、ポインターが右へどんどん流れていってしまう。
一回PS3を再起動すると直ることが多いのだが。
昼やっても夜やってもカーテン閉めても開けても傾向がないから、どうにもならなかった。
だから、しばらくやらずに放っておいた、『スポーツチャンピオン』。
だが、やってみたら噂に違わず面白いな。
主に卓球が。

やっぱり3軸で座標を読むって凄いよ。
最初は位置関係がよくわからないから???って思うけど、分かってくるとシンクロ感というか納得感が違う。
レベルの低いうちは、敵が前後左右にわざと打ちやすいボールを返してきてくれて、最初は分からなかった感覚がつかめるようになった。
こうやったからこうなったんだって納得出来るんだ。
さすがに少なくとも卓球だけはWiiリモコン+に対して圧倒的優位があるな。

ただし。
そのことは同時に弱点でもある。
これは完全に人間の能力を反映してしまうだろ。
フォアでファイヤーショット?打ったあとで、バックに速くて低いリターンとか返ってくると、どうにも手が間に合わないときがある。
また面を作る必要があるしな。
体に近いところに速いリターンが来たときなんかは立ち位置を動かさないと、上手く面を作れない。
だから、体が動くスピードでプレイがリミットされてしまう。

時々ボールが見えなくなるときもある。
高速ラリーを体を動かしながら十何回もやってると、ボールが視野から消えちゃうんだよ、あるのに。
見えてはいるけど、軌道や回転が判断出来なくなるときもある。
なんだろうな、あれは。
私の脳みそが処理しきれなくなっているのかな。
歳はとりたくないもんだ。
まだチャンピオンカップの5人目なのに、この先何とかなるんだろうか。
それ以前に肩の方が限界か。
ファイヤーショット一分間に20回以上打ち続けるような局面が連続するんだもん。
あれは保たねえよ。

これはどう考えても国内で100万本売るようなゲームではないな。
例えばこれ今度の正月に姪が遊びに来ても、これをプレイしてくれるとは思えないもん。
人間の能力に依存しすぎるゲームをパーティー用に買ってくれないよ、普通の人は。
Wiiっていう先行商品があるから違いを出さなきゃならないのは分かるけど。
正直しんどいわい。



<後日談 2010_12_02>
チャンピオンシップの5人目、やっと勝てた。
超うれしい。
なんかもう終生のライバルに認定しようかと思い始めたところだった。
最後は暑くて真っ裸。
なんだこのゲーム。
重いわ!


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