レベルアップは楽しいな。 『ファントムブレイブ』をプレイしながら、そのことに気づかないわけにはいかなかった。 このゲームにはあらゆるものにレベルがあるのだ。 キャラクターにレベルがあるのはもちろん、武器にもあるし、アイテム(武器と同等の扱い)にもあるし、技や魔法にもレベルが存在する。 プレイを進めていくと、毎回必ず何かしらレベルアップしていくからプレイする甲斐がある。 レベルアップってのは「成果」なんだろうな、プレイした時間に対する。 確実に成果が出るからやる気が沸く。 「成果」がわからないのに、プレイし続けるってホントに難しい。 シューティングゲームなんかやってて、自分が成長しているのが感じられないときって辛いもんな。 『ファントムブレイブ』も後半にさしかかったころ、たまたま『パワプロ11』が発売された。 ホントは『パワプロ11』をメインでプレイするつもりだったんだけど、気がついたら『ファントムブレイブ』ばっかりになってた。 今回『パワプロ11』はバッティングセオリーを刷新することが要求されていて、これは難儀だなあ、と思ったら『ファントムブレイブ』をやらずにはいられなかったのである。 レベルアップは楽で楽しいからね。 おまけに、レベルってなくならない。 蓄積していく一方なんだ。 昔は『WIZARDRY』みたいにキャラがLOSTしちゃったり、レベルダウンの魔法を使ってくるゲームも結構あったけど、今はあんまりないんじゃないかな。 成果を失うのは耐えられないから。 もっとも私は昔から「WIZARDRY」はどうも肌に合わなくて、「ULTIMA」派だったけど。 時間をケチるタイプの人間だからかもしれない。 しかしまあ、レベルアップってのは良いものだから、レベルアップ出来るものをどんどん増やしてやったらいい。 街の人に話しかけてるとコミュニケーションスキルがレベルアップするとか、SRPGだったら地形経験値を導入するとか。 トレードオフのある要素として導入するとプレイヤー側が面倒だけど、加算要素としてならどれだけ入れてやっても構わないんじゃないか。 |