私はポケモン本編の何が面白いのか、さっぱり分からない。 対戦するわけじゃないから、ポケモンを集めて、更に厳選するなんて、全く意味不明である。 ポケモンの本編って、一通りプレイするだけなら、センスの古いJRPGに過ぎないと私は思うのだ。 それも酷くテンポの悪い。 戦闘のテンポが遅すぎるよ。 いくらポケモンが可愛いとはいえ、世界中でなぜ毎回大量に売れるのか理解に苦しむ。 ホントは今回発売された『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』だって、ホントはやりたくなかったんだよ。 でも、他にやるモノがないからさ。 最悪ピカチュウが可愛ければ、ある程度は納得できるであろう、という程度の気持ちでプレイし始めた。 しかしやってみたら、今回のは楽しいな。 何がイイって、野生のポケモンと戦わないのがイイ。 おかげで各地に配置されているトレーナーとの対戦が楽しみになった。 ポケモンが戦っている姿はそこでしか見られないから。 しかも、少しテンポも速くなっているのではないか。 確認はしてないが、BGMのピッチが速くなっている気がする。 これならトレーナーを避ける必要はない、というか、積極的に全員とバトルしながら進めた。 戦闘よりはポケモンボール投げの方が早く終わるので、経験値稼ぎも楽だ。 少々慣れは必要だが。(やったのは携帯モードのみ) 捕まえたポケモンをオオキド博士に送ると、ご褒美がもらえるのも捕まえる意欲を刺激する。 いつもよりイヤじゃない。 もちろんピカチュウは可愛い。 最初は正面からしかタッチできないので、いくら可愛いとはいえ飽きるだろ!と思ったのだが、腕に乗ったピカチュウが可愛すぎ。 殺人的な可愛さ。 最悪これだけでも納得できるであろう、という予想もまた正しかった。 今作は初心者や「ポケモンGO」ユーザーを取り込むための作品として創られたらしい。 ということは、私はそっちに属するプレイヤーだったのだろう。 廃人よりは初心者に近い。 おそらく創り手の狙いは成功したのではないか。 廃人達からの評価が悪いのが何よりの証拠だ。 今後もこの路線で行って欲しいので、成功した事にしておいてもらいたい。 <余談> 東京都美術館のムンク展で、「叫びピカチュウ」なる縫いぐるみが売られているらしい。 あれ、欲しいよな。 |