LARA CROFT and TEMPLE OF OSIRIS、PS4版

洋ゲーだからってバカに出来ない 2014_01_12

 

洋ゲーという言葉は、心配りの行き届いていない出来の悪いゲームを指すものであった、少なくとも一昔前までは。
しかし、今は違うな。
下手したら日本のゲームより親切かもしれん。
心配りというよりは、ブラッシュアップという言葉を当てるのが正解なのかもしれないが。


相変わらずPS4はディスクを吐き出している。
横置きから縦置きに変えて直ったかな?と一瞬思ったが、やっぱり吐き出すし、置き場所自体を変えてみてもやはり吐き出す。
原因がよく分からない。
こんな状態ではまともにゲームが進められない・・・かというと、実はそうでもなかった。
『LARA CROFT and TEMPLE OF OSIRIS』はちゃんと最後までプレイできたのである。

というのも、めちゃめちゃ頻繁にセーブしてくれるんだよね。
吐き出されても、さほど戻されない。
何回も死んでると自動的に難易度が調整される?らしく、ボスが倒せないということもない。
しかも、プレイヤーが気付いていないことがあると、ポップアップを出して教えてくれるのである。
これは、この局面でプレイヤーがどういう状態にあるのか、をよく考えてある証拠だ。
いやあ、ホントに心配りが行き届いたゲームだったな。
面白いかどうかっていう話は別にして、よく出来てた。
その辺の事情は、『CODAW』でも同じだったな、そういえば。
もう洋ゲーだからってバカに出来ない。
日本製?の『サイコブレイク』なんかより、ずっと遊びやすかったよ。

今どきのゲーム開発は、テストプレイヤーからフィードバックを受けて、どんどんブラッシュアップしていくのが普通らしいから、開発規模の大きいところほど品質が安定しているんだろう。
日本のゲームってのは、ディレクターレベルの能力や感性に依存しているところが大きくて、どうしても品質にばらつきが出ちゃうんじゃないかな。
それはあくまでも工業製品としてみたときの話だけど。

洋ゲーだからって全然プレイしないわけにもいかないとつくづく思うね。
ただし、凄く面白いかっていうと、それはまた別の話ではあるんだが。
やっぱり感性がちょっと違うとは思う。


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