最後の意地

最後の意地 2003_12_05

 

『ぷよぷよフィーバー』の発売日が発表された。

PS2版 2月4日発売
DC版 2月24日発売

それはひどくショックな発表であった。
ここが正真正銘最後の意地を張るチャンスだったというのに。

もし発売日が同じだったら、どんなに愉快だったことか。
今やほとんど新作が発売されなくなったDCで叩き出す数字。
PS2を超えられたら最高に嬉しいが、超えられなくても迫る数字を残せたらいい。
私たちの最後の意地を目に見える形で示したいと私は思っていた。
私と同じ気持ちの方は他にもいたのではないか。

よっぽどソニックチームにメールを出そうかと思った。
発売日を一緒にしてくれ!と。
というか、途中までは書いた。

しかし、『ぷよぷよフィーバー』のホームページをよく見ると、「2,4」という数字でキャンペーンを打っていくつもりらしく、これを変えてくれとは言えないな。
キャンペーン的に考えると、PS2版を2月24日に動かすしかないが、メインの発売日を動かすことは難しい。
ここまでキャンペーンを張るからには、おそらく「ぷよぷよ」には高いポテンシャルがあると踏んでいるのだろう。
プレイヤー側のモチベーションを高めてやればそれなりに売れる、と判断しているようだ。
このスケジュールを動かしてくれ、と頼むことにはやはり無理がある。(頼んでも、変わることはないだろうけど)

結局、この意地はこっちが勝手に張る意地だから、こっちの出来る範囲でやるしかない。
本当に最後だからな。
立派な意地を張って見せたい。
もちろん私ひとりに張れる意地は高が知れているのだが。



<後日談 2003_12_12>

なんと『サイヴァリア2 The Will To Fabricate』がDCで来春発売予定だそうだ。
「来春」というからには、『ぷよぷよフィーバー』より後だろう
アーケードの情報を全く仕入れていなかったので、このゲーム、存在そのものを知らなかった。
NAOMI基盤はありがたいねえ。

もう最後、本当に最後、と言いつつ、なかなか最後にはならない。
これは嬉しい話だな。



<後日談2 2004_02_20>

ファミ通.comにPS2版第一週の販売数が載っていた。
大ショック!
76886だって。
この数字はちょっとDCでは無理だ。
おそらく意地をはり倒しても、2〜3万本ぐらいだろうな。



<後日談3 2004_03_12>

がーん。
DC版、販売統計に載らず。
トップ30にも入らないとは。

これでいよいよ・・・。



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