もう歳だな。 難しいゲームをやり切る根気がない。 『Lapin』も挫折したのだが、そのせいで分かったこともある。 おそらくこのゲームをやる人はいないだろうから、ネタバレも気にせずに書く。 以前プレイした時には第3章終了時で突然終わってしまった『Lapin』だが、どうやら単なるバグだったらしい。 アップデートしたら、普通に続きをプレイできた。 その後も2回ほど強制終了したけど。 第3章の段階で空間的なマージンはほぼなかった。 これ以上難しくされても困ると思っていたのだが、ここから先は時間的なマージンもなくなっていく。 ほぼゼロのシーンもあった。 ところがこのゲーム、壁にくっつきやすい。 くっつくと時間をロスしてしまう。 これには参ったね。 何とか最後までプレイしようと思ったのだが、5面のボスでついに挫けた。 同じようなステージを4回やるところで心が折れたよ。 ここで難易度を下げた。 後で分かることなのだが、ここが事実上のラスボスだったので、もうちょっと頑張るべきだったとは思っている。 だからと言って、難易度を上げてやり直そうとは思わないけど。 しかし、挫折したことで分かったことが一つある。 このゲームは狙っている層に全くアプローチ出来ていないのだ。 第4章クリアの実績獲得率は私がクリアした時、0.18%だった。 難易度を下げると章の実績は獲得できないが、ボスを倒した実績は獲得できる。 第5章のボスを倒した実績獲得率は0.22%と表示されていた。 ということは、難易度を下げたところで、プレイし続ける人は全然増えないのである。 序盤でとっくにやめている。 おそらく、可愛らしい絵柄を見てプレイし始めた人たちには、何が面白いのか分からないのだろう。 創り手は『Celeste』と同じような評価を得たかったと思われるが、スタートラインにも立てていないようである。 二番煎じはなかなか難しいのかもしれないな。 わざわざ面白いと触れ回る気にもならないしね、こっちも。 私はこのゲーム、結構好きだけどね、キャラやストーリーについては。 人間に捨てられたり、飼育小屋から逃げ出したウサギたちが、お互いを慈しみあいながら楽園を目指すお話は悪くなかった。 キャラとお話はマッチしてたよ、ゲーム内容とはマッチしてないにしても。 そこが問題なんだろうけど。 |