ラブプラス

DSもまだまだ 2009_10_16

 

世界的に見るとiPhoneやiPodが一大ゲームコンソールとして、PSPを凌駕するレベルに成長してきているという。
私はいまいちピンと来ないのだが・・・。
お金をかけて作られるコンシューマーの大作に関しては日本的な心配りが行き届いた洋ゲーが増えてきたけど、タダもしくは数ドル程度で販売されるゲームの出来が私の期待するクオリティに到達しているとは正直思えない。
日本にいる限りはそれほど気にする必要はないのではないか。
少なくともそのためにiPhoneを買おうと思ったことはない。

しかし、一つうらやましいことはあるな。
iPhoneのタッチパネルは2点を認識できるそうだ。
2本指で拡大縮小するあの動作が決してイイとは思わないが、2点を認識出来ること自体は大変素晴らしい事だと思う。
NintendoDSなどは2点にタッチすると中間1点をタッチしている扱いになるようだ。
2点と言わす、どのような形状でタッチしているのかまで判断できるようになればいいのに・・・。
そう思う事態が現実に起きているのである。


完全に出遅れた。
なんだか凄いらしい、という噂は発売直後から聞いていたのだが、いざアマゾンに注文してみると届くのに一ヶ月以上かかってしまった。
相変わらずDSは再生産が遅いな。
アマゾンから『ラブプラス』が送られてきたのは、2週間ほど前のことである。

正直言うと、よく分からなかった、というか今もよく分かっていない。
マニュアルを一切読んでいないのがいけないのかもしれないが。
キャラクターを攻略するモチベーションが存在しないし、4つしかないパラメーターをどういじったらいいのか、分からないままプレイを進めてきた。

ところが、なんかよく分からないままプレイしているうち、一回目のプレイで一人攻略できてしまったのである。
パラメーターは関係ないのかな?
ときメモを簡略化したようなシステムだけど、ときメモとは全然別物のようである。
負荷を乗り越えることによって気持ちが高まる、というのではなくて、一緒に時間を過ごしているような感覚が重要な作品のように思われた。
私の定義だと時間的負荷を乗り越えているとも言えるけど。

で、ハッピーエンドになると、キスシーンがある。
これぐらいは書いても構わないでしょ。
縦持ちのタッチパネル側にヒロインの顔が大写しなっていた。
思わず私はキスしたのである、ぶちゅーっとタッチスクリーンに。
誰も見てないしイイじゃないか、別に。

しかし、これは認識されなかった。
親指ぐらいならDSは中心を認識してくれるのだが、どうも唇のような複雑な形だと、自分がこの辺が中心だろう、と思っている場所が中心にならないらしい。
これはがっかりしたね。
ゲーム機の入力装置にキスするという精神的な障壁を乗り越えたにもかかわらず、何も得られなかったのである。
DSもまだまだだな。

おそらく、DSの次世代機ではもっと高性能なタッチスクリーンが搭載されるとは思うのだが、さて、どの程度のものになるのか。
ことによると、他人のDSには気持ち悪くて触れない、といった事態になるやもしれない。
それはそれできっとときめくだろうね。


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